(え~、先生、PTA会長になったの?)
その話は後々お伝えします。
さて、PTA会長や役員にはどれだけの裁量権が与えられているのでしょうか。
(裁量権ってなに?)
何でも決めて良い権力です。
(そんな権力ないんじゃない。名前は会長や役員だけど、雑用係だし)
その通りです。PTAのあり方を大きく変えたいと思っても、雑用係には何の裁量権も与えられません。
(くじ引きで絶対引きたくないわ)
名ばかり管理職と言う言葉が定着して随分立ちますが、PTAも、名ばかり会長・名ばかり役員ですね。
(わかる~)
もし、圧倒的な裁量権があるなら、PTAはもっと変わっているはずです。
(どんなふうに?)
1 会議は朝3時からスタート
2 全員が集まってする会議の廃止
3 無駄な書類、全部廃止
4 ママさん〇〇部廃止
5 ・・・
(わかる~。特に4!怒。PTAの予算で部活して、そいつらのために、試合の準備させられ、応援に駆り出され、弁当の準備させられ、お疲れ様会準備させる・・・。部員の顔が見てみたいわっ)
毎年、入園式の最後に、みんなの前に出てきて、「一緒に〇〇部しましょー」とか言ってるとき見てるでしょっ。
(新人ママは、その部活に入らなくても、「PTAの仕事に」その部活のマネージャー業があることをまだ知らない・・・闇)
ともあれ、会長職に相当する裁量権があれば、会長や役員が劇的な運営を出来るはずです。たとえ、欠席裁判で会長の刑や役員の刑に処されても、圧倒的な裁量権があれば、会長として役員として、自分に有利な運営をすれば良いわけです。
(でもさー、劇的な改革って難しいんじゃない?)
そんなことはないです。簡単です。
(嘘だ〜)
簡単です。究極的には、会長就任挨拶の時、第一声で・・・
「本日を以ってPTAを解散しますっ!」
と宣言すれば、その日の晩からぐっすり眠れます。
悪い大人だとしても、絶対に宣言しないでください。心療内科に相談するの先です。
(ところで、先生・・・)
(も、もしかして、宣言しちゃったの!?)
・・・
(気になる〜)
〇〇部のマネージャー業は、PTA業務から削除ですかね。
(ひえ~、それ一番骨折りなやつじゃん。やめたほうが良いよ。〇〇部員はボスママの巣窟なんだからっ)
組織論の教科書。PTAの解決策、全然載ってない・・・