高校の選び方で迷ったら、
結論:宿題がない(あっても提出義務がない)高校へ行く
以上です。
→参考:受験は〇〇が9割
これでは???かもしれません。もう少し解説します。
先ず、本物のトップ校は、勉強する義務がありません。全ては自主性・自律性に任せられます。そもそも、そのような学校に合格できる人は、自分で自分の道を切り拓くので、一律の勉強法を押し付けられる必要がないとも言えます。
自分に合った方法を、自分で選択して、自分の未来を取りに行く、そんな地頭があるのでしょう。
一方、「国公立大学や医学部の合格者を、ここ最近増やしてきている高校」は、一律の勉強法を押し付ける傾向が高いです。もし、自分で自分の道の切り拓く気概がなければ、一律の勉強法を押し付けられても違和感はないでしょう。
「自分に合った方法を、自分で選択する」そんなことを思ったこともない従順さなのかもしれません。
ここでは、「行きたい学部や大学がある。でも、到底無理だ。何より勉強の仕方が分らない皆様」に向けてアドバイスします。以下を読めば、
結論:宿題がない(あっても提出義務がない)高校へ行く
を理解し、目標を達成するための行動を続けることができるでしょう。
さて、「国公立大学や医学部の合格者を、最近増やしてきている高校」は、何故、宿題や補習授業を大量に課す戦略を採用していると思いますか。
それは、学校にとって、最もコストがかからない、楽な方法だからです。たしかに、大量の宿題、多くの補習授業を課せば、その1%くらいは成功します。学年に200人いるとしたら、2人くらいは医学部に受かるかもしれません。
しかし、その他99%は、真の理解がないまま、作業した時間を浪費することになります。少なくとも勉強嫌いになってしまいます。
それでは、学校にとって、最もコストのかかる、面倒くさい方法は何だと思いますか。
それは、総合点で合格最低点を取る戦略を支援する方法です。合格最低点を取ることだけは全員共通ですが、各科目の目標得点率が、それぞれの生徒で違うので、一律の宿題、一律の補習授業では対応できません。
生徒A 英語95%、数学40%、物理50%、化学80%
生徒B 英語60%、数学85%、物理95%、化学75%
生徒C ・・・
同じ英語でも、数段階にレベル分けされた宿題や補習授業を用意することが求められます。それを全教科でやるのは大変です。
だから、賢い先生がいる学校は、一律の宿題は効果が薄いことを理解し、宿題をなくすか、あっても提出義務をなくしています。
加えて、賢い戦略をとる学校では、宿題や補習ではなく、先生が個別の質問に答える時間、生徒同士が教え合う時間を多く設けます。
大量の宿題をこなすより、教え合う勉強会の方が、理解が早いのです。
何処がわかってないか、
具体的に、相手に伝える
理解につまずいた点を、
これから始める友人に教える
友人が理解できていないポイントを探して、
一緒に解決する
自分の知っていることを、
わかりやすく相手にプレゼンする
このような勉強会は、大量の宿題をこなすより、ずっと効率的で身につく勉強法です。かつ、高校、大学、社会人になってからも続く、人生を楽しむ人たちが採用する伝統的な勉強法です。
川西能勢口駅のホームに、数学のテキストを開いているが高校生がいました。テキストを見ながら宝塚方面へ乗っていきました・・・。
写真は、忘れたら、ちょくちょく調べてしまう、数学の参考書です(教科書はどこへいった?!)。今思えば、教科書が一番シンプルに書かれてあり、復習には最適だなと思います。それは、全科目そうだと感じます。
お客「◯◯と言う商品は、ありませんか?」
店員「ここになければ、ありません」
お客「・・・」
Q&Aサイト「発言小町」へ2017年1月24日に書き込まれた内容が炎上しているようです。(参照:ここになければありません)
ここでは、(精神科医のコラムなので)
店員は、どう対応すれば妥当か
お客は、どこまで要求するのが妥当か
模範解答を探さないことにしましょう。
その代わり、その店員は何故そう応えたか、以下の視点から考えます。
1 職務の範囲
2 職場環境(不満やストレス)
3 自分自身を責める
1 職務の範囲
一般的な感覚として、1人のお客のために足を止め、品番を確かめて在庫を確認する作業は、店員の仕事ではありません。たとえ、品揃えや在庫管理の業務を担っていても、個別の要求に、その都度応えるのは不効率です。在庫管理システムで管理した方が効率的です。
つまり、店員の「ここになければ、ありません」は、「1人のお客のために、品番を確かめて、在庫を確認するのは、私の仕事ではありません。」と言うことです。特に、レジ打ちをしている店員は、初めから、職務の範囲外として、応えないのが基本です。
ただ、たとえ、職務の範囲じゃないとしても、もっと角が立たない言い方があったはずです。それができなかったのは、どうしてでしょうか。
2 職場環境(不満やストレス)
職員の態度には、
仕事上の不満、ストレスが大きく関連します。
多くの職員は、不満とストレスを我慢しながら仕事をしています。
始業前の朝会
高圧的で理不尽な上司
認めてもらえない辛さ
異動
・・・
仕事上の不満、ストレスは、職員のパフォーマンスを著しく低下させます。
例えば、朝会
始業時間前に、当たり前のように無給で、朝会に出席しなければならない人も多いのではないでしょうか。
15分早く、サービス早出させられたストレスは、就業時間内に穴埋めするしかありません。つまり、サボって元を取るしかないのです。
「こんな朝会、間違っている」
しかし、「理不尽な朝礼がある組織」に正論は通じません。多くは泣き寝入りです。
今回で言うと、職場環境の不満とストレスが、店員「ここになければ、ありません」に繋がったと推測します。
不満やストレスのはけ口は、必ず弱いものに向かいます。
新人(プリセプティのような訓練生)
部下
お客
患者
下請け業者
根本的解決が期待できないストレスや不満は、より弱いものを叩くことで、辻褄を合せてしまうのです。
3 自分自身を責める
さて、最も弱いものは、誰でしょうか。
それは、自分自身です。
真摯で優しい方ほど、弱いものを叩けません。その代わりに、自分自身を責めてしまいます。
(私が悪いんだ・・・)
さて、炎上の中には、店員の態度が悪い、との意見もありました。文言だけ見れば、そうかもしれません。
ただ、職場のストレスをお客にぶつけてしまう。それが出来ない人は、自分自身を責めてしまう・・・。そんな方を多く診ている医者として、店員の不適切な態度の裏に、ブラックな職場環境が隠れてないか、そう感じてしまうのです。
スポーツでリフレッシュ。無酸素運動で生じた筋肉の張りを取りにプールで有酸素運動。その後、散歩。宝塚まで電車で、そこから川西能勢口方面へ帰ってきました。
池田市役所前クリニックは、
阪急池田駅から徒歩2分です。
以下をご利用の皆様に便利です。
阪急宝塚線(池田駅、川西能勢口駅)
阪急簑面線
JR川西池田駅
能勢電鉄
改札口を出て、右へ、
スターバックスの方へ進んでください。
ステーションNに入り、ファミリーマートさん、
ハーモニーデンタルクリニックさんが見えてきます。
その前のエスカレータを降りたら、右へ、
池田郵便局の前が当院です。
さてさて、診察帰りの楽しみは、買物やお食事ですよね。
池田駅には、カレー屋さんが多いんです。
カレー屋 スパイス工房 池田駅前店さん
池田駅から当院前の間、
国道176号線(いなろく)沿いにあります。
おやじカレーさん
栄町商店街を抜けたところにあります。
タンドール料理 jujudhau(ズーズーダゥ)さん
(旧:ネパールキッチン カトマンドゥ 池田店)
ナンはでかいに限りますよねっ
みずほ銀行の隣り、池田中央市場の近くです。
最近行ったのは、
インド料理 インディゴ 池田店さんです。
スタッフがインド(?)の方で、異国情緒も満喫できます。
当院のすぐ近く同じ通りにあります。
本日、雪の中行ってみたら、準備中!
当院は、近くに来ても見つけられないメンタルクリニックとして評判です。
「精神科が初めて、怖い」
「心療内科に、私が行くなんて・・・」
「入るのが、恥ずかしい」
このように、精神科、メンタルクリニックに対して、
ポジティブな印象はないですよね。
メンタルクリニックの前で、もじもじしながら、
中をうかがっては、
「やっぱりやめよう・・・」
電話するものの、動悸が(ドドドドどっ・・・)
「やっぱり、いいです(ポチ、ツーツーツー・・・。)」
そんな皆様が入りやすいよう、目立たない外観にしております。
引き続き、見つけにくいメンタルクリニックとして、宜しくお願い申し上げます。
明治13年創業の老舗すき焼き店、
浅草ちんやの6代目、住吉史彦さんが、
「適サシ肉」宣言をしました。
http://chinya-blog.com/?m=20170115
サシの入りすぎた牛肉より、適度なサシの牛肉にする、との宣言です。
サシ?
サシとは、赤身(筋肉)の周囲にある脂身ではなく、
赤身(筋肉)の中にマーブル状に入り込んだ脂肪のことです。
いわゆる、霜降り肉には、サシがいっぱい入っています。
さて、レストランにて
「A5ランクの松坂牛をご用意しました」
と言われたら・・・
「どうでした?」
と聞きましょう。
「(そのA5ランクの牛肉、味見して)どうでした?」
と聞きましょう。
(なぜ? 味見?)
(A5ランクなんだから、それはそれは、美味しんじゃないの?!)
(てゆうか、味見して旨いから、A5なんでしょう?!)
(そのはずですよね?)
次のやりとりを読んでください。
質問1
A5の牛肉が美味いって、誰が決めたんだっー?
回答1
味見する前に、A5って決まるんだよー!
今日は、この喜劇(悲劇)を皆さまにお伝えします。
結論から申し上げます。
牛肉のランクは
1 経済効率(歩留等級)
2 見た目(肉質等級)
で決まります。味ではありません。
「え、誰も味見してないんですか?」
「はい、誰も味見せずに、ランクを決めています」
経済効率(歩留等級)は、A>B>Cで表されます。
一頭の牛から、どれだけ食べられる肉が残ったかの指標が歩留等級です。
見た目(肉質等級)は、4つあり、5>4>3>2>1で表されます。
サシがマーブル状になっているか(牛脂肪交雑基準:beef marbling standard)
サシの光沢(牛脂肪色基準:beef fat standard)
赤身の色(牛肉色基準:beef color standard)
牛肉の決め、締まり
これらを1-5で評価し、一番低い点数を肉質等級とします。
「適サシ肉」宣言とは、
実際食べてみて、美味しくてお値打ちなものを出す宣言なんですね。
誰も味見して等級を決めているわけではないのだから、
A5でも、A3でも、味わってから買うのが正解です。
ランクの優劣で、味の優劣を決めつけた脳では、本当の味を判断できません。
早朝や深夜、
止まっているエスカレータを登ったり、
降りたりしたこと、ありますよね。
止まっていると分かっているのに、
稼働している時のように足が動いてしまい、
冷やっとする、あの違和感…
そうです。脳は騙されやすのです。決めつけてしまうと、
さらには、決めつけたことさえ忘れてしまうと、
分かっていても、身体は言うことを聞きません。
本来あるべき行動ができなくなります。
牛肉のランク付けから、認知行動療法の難しさを思う一日でした。
さて、さて、昨今の赤身ブームは、反霜降り肉的な盛り上がりを見せています。
アカミストとの単語もあるようです。
米沢牛の大ファンから言わせると、霜降りがダメとは思いません。
牛肉の料理の仕方、味わい方で、赤身、霜降りを使い分け、食すのがいいと思います。
脂を味わうなら霜降り
筋肉を味わうなら赤身
と言ったところでしょうか。
なお、赤身で感動したのは、
カルガリーのホストファミリーが作ってくれたローストビーフです。
プライムリブと言ってました。
宝塚、川西能勢口、池田、石橋で、食べられるお店があると、
赤身の大ファンとして嬉しいのですが・・・。
お車で来院の患者様へ
伊丹市役所から15分
宝塚市立山手台小学校から20分
尼崎市役所から30分
猪名川町役場から30分
豊能町役場から30分
徒歩30秒にタイムズがあります。
駐車場入口は、池田保健所の通りにあります。
(とても大きな駐車場です)
入口から一番遠い場所に駐車して頂くと、当院が最も近くなります。
タイムズダイエー池田駅前店第2