医系小論文対策シリーズ
 第1回 医は仁術かつ算術
 第2回 宝塚と言えば、宝塚歌劇団?!
 第3回のトピックは新聞です。
 
 
 
 
結論から言います。
 
 
 
 
新聞を読むとバカになります。
 
 
 
 
(この医者は、またおかしなことを言ってるよ)
 
 
 
 
「おかしなことを言っている」と感じたということは、ちょっとは関心を持ってくれたようですね。狙い通りです。
 
 
 
 
それでは、このおかしな主張を相手に納得させるには、どうしたらいいでしょうか。それを考えるのが医系小論文対策シリーズです。先ずは、以下のような論を展開させます。
 
 
 
 
————————
 
1 非常識な結論を提示する。
 新聞を読むとバカになる(何で?何で?と読者の気を引く)
 
2 常識の確認
 新聞を読むと為になる(親や教師からよく言われた)
 
3 常識の否定
 記者は野次馬のプロであり、その分野の専門家ではない。実務経験もない。言い換えれば、記者は素人である。素人が書いた文章は正確ではないこともある。
 
4 非常識な結論を再度強調する
素人が書いた不正確な記事を鵜呑みにするとバカになる
 
————————
 
 
 
 
(新聞は、必ずしも正しいことを書いてないってこと?)
 
 
 
 
その通りです。
 
 
 
 
新聞記者(素人)が書いた医療記事を読むたびに、多くの医者はため息をついています。実情に沿っていないからです。
 
 
 
 
医者(わかる~)
 
 
 
 
(たしかに記者は素人だからね)
 
 
 
 
その通りです。記事の内容に関して、専門教育を受けてなく、かつ実務経験も一切ありません。
 
 
 
 
(そんなんで、よく書けるね、記者は)
 
 
 
 
その通りです。きっちり、ちゃんと書けてないです(笑)。でも、ここが新聞記者の存在意義でもあります。新聞記者は野次馬の天才なんです。
 
 
 
 
(それ、褒め言葉じゃないからっ笑)
 
 
 
 
いや、新聞記者は、そう言われて嫌な気はしないと思います。「バレたか〜」とは思うかもしれませんが・・・。
 
 
 
 
(馬鹿にしてるでしょっ笑)
 
 
 
 
いいえ、新聞を鵜呑みにすると馬鹿になると言ってます。
 
 
 
 
(上手く逃げたねっ)
 
 
 
 
野次馬の天才(新聞記者)の名誉のために言うと、記事の内容はそんなに悪くないです。経験したことがない分野を取材だけで書いた割には、ちゃんと書けていると思います。そこが記者の記者たる所以です。
 
 
 
 
(上から目線が過ぎるでしょっ!)
 
 
 
 
勿論、上からです。ジョジョ風に言えば「貧弱!、貧弱ゥ!」
 
 
 
 
ジョジョ愛は分かったから)
 
 
 
 
医療分野に関しては、記者より医者の方が段違いで知識も経験もあります。
 
 
 
 
(だからこそ、新聞の嘘を見抜けるんだっ!)
 
 
 
 
その通りです。嘘を見抜くだけじゃないです。
 
 
 
 
(えっ、まだあるの?!)
 
 
 
 
記者の意図、つまり、新聞社の意図が見えます。
 
 
 
 
(新聞社に意図なんてあるの?)
 
 
 
 
勿論あります。何のために嘘や誤りを使うのか、そこには理由があるからです。
 
 
 
 
(たしかに、理由なく嘘をつくなんてありえない)
 
 
 
 
新聞社の仕事の1つに、お上の意向を効率良く国民に伝える役目があります。
 
 
 
 
(マスコミは権力者の道具でもあるんだね)
 
 
 
 
その通りです。特定の権力者が国民を洗脳する時にマスメディアは有用ってことです。
 
 
 
 
(あぁ、戦争の時もそうだった・・)
 
 
 
 
その通りです。日本史の近代史で学びました。
 
 
 
 
兎に角、権力者による洗脳から逃れるためには、新聞を鵜呑みにしない知識が必要だってことです。
 
 
 
 
(なるほど、つながってきたぞ)
(でも、今の日本は自由でしょう!時の首相の批判しても逮捕されないじゃんっ)
 
 
 
 
確かに、逮捕はされないですね。
 
 
 
 
因みに、国境なき記者団が発表した報道の自由度ランキング2017によると、日本は前年61位から後退し72位/180カ国です。「日本は自由だ!」なんて、ホントでしょうか。「記者クラブ 問題」でググってみてください。言いたいことも言えない世の中です・・・涙
 
 
 
 
(えー、知らなかったっ!)
 
 
 
 
(熟考中)
(熟考中)
(熟考中)
 
 
 
 
(あー、わかってきた。「新聞=真のジャーナリズム」と盲信すると、新聞記事を鵜呑みにしてしまう。その結果、それが洗脳記事かどうかを判断できない。)
 
 
 
 
その通りです。
 
 
 
 
(もっと、わかってきたぞ。特定の分野を熟知したら、その分野の記事の嘘や誤りを見る抜けるんだ。そして、新聞に嘘や誤りがあると実感できれば、自分が不慣れな分野の記事を読む時でも、ひょっとしたら、嘘や誤りが無いかと批判的に読めるんだ。
 
 
 
 
その通りです。
 
 
 
 
(完全に理解したぞ。嘘や誤りを見抜けば、新聞社の意図が分かるんだ。特定の権力者による洗脳を回避できるかもしれない!)
 
 
 
 
Excellent!
 
 
 
 
それでは実例を示します。この文章の最後に解説を加筆したものを再掲します。

診療報酬 医師人件費 厚労省 医療費削減
2017年10月30日日経新聞朝刊

(同じ記事の中なのに、診療報酬が2つの意味で使われてるね)
 
 
 
 
そうですね。特に、グラフの中で「診療報酬=医者の人件費」としているところが最も悪質です。言っておきますが、診療報酬改定の度に、我々医者の給与は変わっていません。
 
 
 
 
日経新聞あるあるですが、日経は「騙すグラフの作り方」がエゲツない印象です。経済記事も同様に注意!日経だから経済記事は正確だと思ったら大間違いです。記者は経済にも素人です。経済系の教授に聞いてみてください。
 
 
 
 
(なるほど、「日経読んで社会人」だと思ったら痛い目にあうね)
 
 
 
 
その通りです。批判的に吟味するのがベースラインです。正しい定義は以下。
(正)診療報酬=医療サービスの公定価格
(誤)診療報酬=医者の人件費
 
 
 
 
(医者は高給取りなイメージがあるから、腹立つよね)
 
 
 
 
その通りです。その悪いイメージを利用して、国民を洗脳するために「診療報酬=医者の人件費」と言った悪意のある言い換えをしているのです。
 
 
 
 
(今回の洗脳の目的は何なの?)
 
 
 
 
ズバリ、医療費削減です。
 
 
 
 
診療報酬の大部分は国が負担しています。財政健全化のために、増え続ける医療費を削減したいのです。
 
 
 
 
(じゃ、すればいいじゃん)
 
 
 
 
していいんですか?
 
 
 
 
(いいですよっ)
 
 
 
 
診療報酬が下がれば、国全体の医療費が下がります。患者の窓口負担も減ります。それでもいいですか?
 
 
 
 
(良いこと尽くめじゃんっ)
 
 
 
 
加えて、安かろう悪かろうの医療になりますよ。因みに、診療報酬が下がっても、国民の負担は増えるでしょう。超高齢化社会です。医療費は決して減りません。これからの時代、税金・社会保障費をたんまり搾り取られたとしても、受ける給付は縮小し続けます。
 
 
 
 
(えー、それはダメ、絶対)
 
 
 
 
そうですよね。診療報酬を下げたって安かろう悪かろうの医療になるなら、国民が許すはずないです。
 
 
 
 
(許しません。今の安かろう良かろうの医療水準でお願いしたいです)
 
 
 
 
そうですよね。だから、診療報酬を下げる、医療費を下げる政策は、国民の支持を得にくいんです。
 
 
 
 
(熟考中)
(熟考中)
(熟考中)
 
 
 
 
(あー、わかったぞ。「診療報酬=医者の人件費」と悪意ある言い換えをすれば、高所得者の医者を懲らしめるために「医者の給与削減」と国民が賛成してくれるんだ。国の本当の目的は痛みを伴う医療費削減なのに、まんまと騙されてしまう)
 
 
 
 
その通りです。ただ、医者を懲らしめるつもりが、自分の首を締めることになります。それに気づいてない状態に誘導されたのです。これが、新聞社がよく使う洗脳の一例です。
 
 
 
 
(うぐ〜、他にも騙されているところがあるんだろうなぁ、悔しいー)
 
 
 
 
その通りです。いっぱいあると思って間違いないです。気づいていないだけです。心地よく騙されているだけです。
 
 
 
 
(こわ~)
 
 
 
 
だから、新聞記者は天才だと言ったでしょ。
 
 
 
 
先ずは、自分の得意とする専門分野の記事を読み、新聞記者の嘘を見抜きましょう。それから、非専門分野の記事にも「嘘がきっとあるはずだ」と批判的に記事を読みましょう。
 
 
 
 
(先ずは、自分の得意とする分野があると良いんだな)
 
 
 
 
最後に、今回の実例にコメントしたものを再掲します。緑の大枠内を読めば、この新聞記事の問題点がつかめます。
日経新聞 診療報酬 医師の人件費
2017年10月30日日経新聞朝刊

石橋駅から箕面駅までが最近のお気に入りです。ちょうどよい距離。箕面でお茶も出来ます。スポーツの秋ですねぇ。
 
 
 
 

 
 
阪急宝塚線沿線なら、宝塚と言えば、宝塚歌劇団でしょう!
 
 
 
 
(大好きー!)
 
 
 
 
電車の中吊り広告は、いつも、宝塚歌劇団でいっぱいですよね。華やかでいいものです。
 
 
 
 
加えて、気になるのが、手塚治虫先生です。宝塚は手塚治虫先生ゆかりの地で、宝塚市立手塚治虫記念館があります。
 
 
 
 
宝塚線には、手塚治虫先生のキャラクターが電車の外装に貼られていて、堪りません。今の子供より大人に大人気なはずです。
 
 
 
 
(あのプリントシール、いいよね~)
 
 
 
 
鉄腕アトム
ブラックジャック
火の鳥
三つ目がとおる
リボンの騎士
・・・
 
 
 
 
その中で、ブラックジャックについて少々お話します。
 
 
 
 
(あの天才外科医。貧しいし人からお金を取らないっ!)
 
 
 
 
いいえ、違います。よくある誤解です。
 
 
 
 
えー、違うのっ!
 
 
 
 
「子供を医者にしたい」家庭では、ブラックジャック全巻を揃え、読ませている親御様もいらっしゃるでしょう。今一度、精読をお勧めします。ブラックジャックは、患者全員から、大金を巻き上げています。
 
 
 
 
(うそ~!?)
 
 
 
 
それでは、ブラックジャックが、患者全員から、大金を巻き上げている件について。
 
 
 
 
(んなこたない、貧しい子供は無料でしょ!?)
 
 
 
 
たしかに、お金を受け取らないこともあります(10円のときも)。しかし、命の対価として、それ相当なものを毎回要求していることに気づきませんか。
 
 
 
 
(え、それ相当なものとは?)
 
 
 
 
それは、その人の一番大事なものです。それと引き換えに、ブラックジャックは命を救っています。
 
 
 
 
(一番大事なものって???)
 
 
 
 
いちばん大事なものとは、
 金持ちなら、全財産
 政治家なら、全権力
 芸術家なら、全才能
 貧しい人なら、生きる続ける覚悟
 犯罪者なら、永遠の謝罪
 傲慢な人なら、永遠の後悔
 ・・・
 
 
 
 
ブラックジャックは、お金と絡めて解釈されることが多いですが、そもそもお金って何でしょうか。
 
 
 
 
(お金って、生きるのに必要なもの?!)
(本当はいっぱい欲しいけど、お金お金とは言いにくい)
(お金持ちは、何か嫌い)
 
 
 
 
そうなんですよね。お金を汚いものとして教え込まれることが多いので、お金は誤解されています。医は算術と言うと、多くの人が「イラっ」と反応してしまうのもわかります。
 
 
 
 
お金は信用を媒介する道具に過ぎません。現代では、記号と言ってもいいでしょう。硬貨・紙幣(道具)がなくても信用を記号で数値化できます。つまり、お金そのものより、その根拠である信用が大事なんです。
 
 
 
 
ブラックジャックは、治療費としてお金を要求しているようで、実は信用を要求しているのです。だから、貧しいかは関係ありません。お金がない人からも、キッチリ信用を取っているのです。
 
 
 
 
(信用を取るなんて、ますますわかんねー)
 
 
 
 
ちょっと、難しいですよね。ここで言う信用とは、ブラックジャックとの約束です。生きる覚悟を約束することになります。
 
 
 
 
わかりやすく言えば、以下のような約束を強要されているようなものです。
「治す代わりに、お前の一番大事なものをもらうぞ」
「一番大事なものを失っても、生きる続けるんだぞ」
 
 
 
 
この約束を守ることが信用であり、ブラックシャックが求める”お金”なのです。
 
 
 
 
だから、治してもらったがゆえに苦しみの一生を送るストーリーもあります。それは、ブラックジャックとの約束(信用)を守ることが死ぬほど辛いからです。一方、大事なものを失っても、新たな生き甲斐を見つけ人生を楽しむストーリもあります。
 
 
 
 
兎に角、ブラックジャックに対する一般的なイメージは、大きく間違っています。ブラックジャックは、技術を盾に、法外なお金を要求しているようで、実は、ブラックジャックの信念を押し付けてくるのです。そして、その信念の根拠が、正論だったり、ブラックジャックの皮肉であったり、一定でない所が、外科医ブラックジャックの魅力をより深くしていると思います。
 
 
 
 
この記事を参考に、今一度精読してみてください。新たな発見があると思います。医系小論文の題材のヒントになるかもしれません。
 
 
 
 
因みに、ブラックジャック本人も、命を救われた対価として一生ものの覚悟を背負いました。その覚悟がブラックジャックが支払った対価(治療費)だと読み解けていれば、他のストーリーも同様に読み解けるでしょう。
 
 
 
 
なお、ブラックジャックの命の恩人は、天才外科医の本間丈太郎先生(御茶ノ水博士でも猿田博士でもない*)と黒人ハーフのタカシです。(*スターシステムで検索)
 
 
 
 
以下、ネタバレ注意です。ブラックジャックが、命と引き換えに支払った対価(生きる覚悟)を解説します。
 
 
 
 
ブラックシャックは幼少の頃、杜撰な工事によって引き起こされた不発弾爆発事故で瀕死の重傷を負います。一緒にいた母親はその時亡くなりました。ブラックジャックの手術を担当したのが天才外科医本間丈太郎先生でした。
 
 
 
 
手術は難航しました。心配してクラスメイトが大勢集まりましたが、皮膚移植の提供者を募るとみんな帰っていきました。そこに一人だけ残ったのが、黒人ハーフのタカシでした。
 
 
 
 
「ぼくの使っていいよ」
 
 
 
 
タカシの臀部から皮膚が採取され、ブラックジャックの顔面に植皮されるのでした。術後、半身に麻痺が残りましたが、ブラックジャックは死にものぐるいのリハビリで回復するのです。
 
 
 
 
(で、ブラックジャックは何を対価として払ったの?)
 
 
 
 
血の滲むようなリハビリであったり、
顔の黒い皮膚だったり、
孤高の医者として生きていく人生です。
 
 
 
 
後日談として、ブラックジャックの恩人に対する感謝を示すストーリー、生き悩むストーリーがあります。
 
 
 
 
色の違う顔を戻す手術を進められても、ブラックジャックが応じなかったのは、(実際は交わしたわけではないが)タカシとの約束(信用)を命の対価として払っているからです。加えて、理想の医者を目指したのは、(実際は交わしたわけではないが)本間丈太郎先生との約束(信用)を命の対価として払っているからです。
 
 
 
 
【治療の対価は、全てを失っても生きる覚悟】
 
 
 
 
命が助かったのに生きる辛さを味わうジレンマは、漫画ブラックジャックの根底にある思想です。
 
 
 
 
手元に漫画本はなくなりましたが、タカシ、本間丈太郎先生、実母、実父が登場するストーリーは、今読んでも沁みます。
 
 
 
 
その中で、本間丈太郎先生がブラックジャックを再手術するストーリーはシビレます。ガッツリ腹部正中切開して、肝臓を持ち上げたときの、小網(Lesser omentum)の透け感、その十二指腸側が自由縁で終わり、ウィンスロー孔(Omental foramen)の前縁となる描写がリアルです(医学生要確認)。
 
 
 
 
(そこかいっ!)
 
 
 
 
因みに、子供を医者にしたい家庭の皆様はこちらも参考にしてください。
(参考:受験は〇〇が9割)
(参考:子供に教える人生の楽しみ方)
(参考:医学部に入れたい)
 
 
 
 
この写真は川西能勢口駅です。停車時間は短いですし、乗客がいるので撮るのが難しいです。お勧めは、雲雀丘花屋敷駅です。宝塚方面の普通列車はこの駅が終点です。この駅で止まると、乗客はすぐに降車されたのち、ドアが閉まり(←ここ大事)、車庫に入るまでしばらく停車します。その停車時間が意外と長いので、被写体をじっくり選べます。
阪急宝塚線 宝塚市 川西市 川西能勢口駅 ブラックジャック 宝塚歌劇団
 
 
 
 

 
 
一般的な評価指標からすると、医療現場は段違いでブラックです。
 
 
 
 
国立循環器病研究センターはいい例です。ここは、心臓に興味がある医師にとって聖地のような場所です。ただ、そこの勤務医や看護職員は激務です。時間外労働を月300時間まで可能にする労使協定(36協定)を強要されます。(参照:日経新聞)
 
 
 
 
(でも、給料がいいんでしょ?!)
 
 
 
 
企業と反対で、病院は、知名度や規模が大きくなるほど、給与が低くなるのが一般的です。
 
 
 
 
(えっ、そーなの!)
 
 
 
 
それでも、国立循環器病研究センターの医者は、「単に」ブラックだとは感じていないと思います。
 
 
 
 
(えー、なんで?家にも帰れないでしょ)
 
 
 
 
それでも納得していると思います。帰れないどころか、親の死に目にあえなくても、知識や技術を磨きたい【時間】があるのでしょう。
 
 
 
 
(【時間】・・・あの時間ねっ)
 
 
 
 
そうです。【時間を楽しむ】の時間です。正しい時間を楽しめていれば、めぐりめくって【人生を楽しめます】。(参考:人生を楽しむ)
 
 
 
 
(でも、一生、月300時間残業は無理じゃね?!)
 
 
 
 
それは無理でしょうね。期間限定だからできるんだと思います。外科レジデント時代は、月300時間「無給」残業をやっていましたが、そもそも、長く務める気は無かったです。時期が来れば辞める選択肢を持っていました。
 
 
 
 
(初めから辞める気なんて、けしからん奴だな、怒)
 
 
 
 
むしろ、いいと思いますよ。辞める時期を決めて仕事するのは、ビジネスパーソンに必須の技術です。
 
 
 
 
そもそも、医者は、5年以上同じ病院に勤務することがほとんどありません。【人生を楽しむ】のために病院を選び、目標が達成したら次に移るのが基本です。
 
 
 
 
(そりゃ、医者だからでしょ?!)
 
 
 
 
いいえ、ビジネスオーナーでも、ビジネスパーソンでも同じです。5年間、同じことをやっていてサバイブできる時代じゃないんです。同じ内容なら3年間がいいところじゃないでしょうか。ベストセラーになったLIFE SHIFT(ライフ・シフト)がある程度参考になります。以下の記事でLIFE SHIFT(ライフ・シフト)の解説をしています。(参考:真・正しい就活)
 
 
 
 
ブラック企業とは何か・・・
 
 
 
 
ブラック企業か否かって、そこにコミットした人が決めることです。外から見てブラックかどうかなんて、どーでもいいです。厚労省が決めるなんて最もナンセンス。【時間を楽しめる】企業なら期間限定で勤務して、【人生を楽しむ】に繋がらない企業なら今日辞めれば良いだけです。
 
 
 
 
(それが出来ないから、毎日が苦しいんじゃないか〜。涙)
 
 
 
 
確かに、「今日辞める」と言う選択肢には注意が必要です。精神的にまいっている時は、重大な決断は先延ばしにするのがいいです。特に、辞める時期を決めずに就職した方は「今日」辞めてはいけません(再掲:真・正しい就活)。先ずは、正しい休息が必要だと思います。お近くの心療内科に相談してみてください。
 
 
 
 
石橋経由の箕面の滝は・・・今日は無理。池田から川西能勢口(ここまでは余裕)→宝塚に入ったくらいから、帰りは電車だなと思いながらのジョギングしてます。

心療内科 川西能勢口 宝塚 石橋 池田 箕面
開業時の観葉植物、だいぶ育ちました。

 
 
 
 

 
 
医は仁術、そう思います。同時に、医は算術です。
 
 
算術だとっ、けしからん医者だっ!怒)
 
 
 
 
確かに、「医は算術のみ」だったら、けしからんと思います。しかし、「医は仁術かつ算術」でなければ、人々の健康は守れないでしょう。厚労省の仕事を見てください。まさに、医は仁術かつ算術です。
 
 
 
 
国民皆保険制度維持(仁術)、かつ、保険料徴収と医療費削減(算術)
 
 
 
 
この難しいバランスを保ち続けることが、人々の健康を守ることにつながります。
 
 
 
 
(あぁ、赤ひげはいないのか〜)
 
 
 
 
いてほしいのは理解できます。ただ、医療を施すには莫大なコストがかかります。もし、赤ひげ行為をしたら、医者は医者を続けられないでしょう。
 
 
 
 
(えっ、そうなの?!何で?)
 
 
 
 
例えば、スーパー外科医が貧しい子供の手術を無料で引き受けたとします。手術は無事終わり、患者は元気になり退院しました。スーパー外科医は「いい仕事をしたなぁ」と悦に入(い)っています。後日、そのスーパー外科医に高額の請求書が届きます。
 
 
 
 
   請求書
スーパー外科医 御侍史

 手術室使用料
 麻酔機材使用料
 手術道具使用料
 病棟使用料
 薬剤使用料
 検査費用
 入院諸費用
 助手医師人件費
 看護師人件費
 麻酔科医人件費
 事務員人件費
 電子カルテ使用料
 ・・・
合計248万円也
 
 
 
 
その医者が裕福な医家出身じゃない限り、支払いはできません。医者の多くは、勉強で身を立てたサラリーマンの子供です。
 
 
 
 
(良いことしたんだから、踏み倒しちゃえば!)
 
 
 
 
踏み倒してもいいですが、もし、貴方の家族が、その手術に駆り出されて看護師だったらどうしますか。働いた分の給料が入ってこなくなりますよ。
 
 
 
 
(うぐぐ。。。)
 
 
 
 
その上、こんな言葉を投げかけられます。
 
 
 
 
スーパー外科医「赤ひげである俺様に賛同したんだろ!? 働いた分をよこせなんて、けしからん看護師だなっ。医は算術じゃない、仁術だ〜」
 
 
 
 
納得する人、いないですよ。
 
 
 
 
(確かにいません)
 
 
 
 
だから、国民皆保険があるんです。
 
 
 
 
(んっ?)
 
 
 
 
みんなで保険料を出し合って、みんなで赤ひげ先生になっているんです。
 
 
 
 
(熟考中・・・)
(熟考中・・・)
(熟考中・・・)
 
 
 
 
(あー!わかったぞ。赤ひげ先生が1人いても、その仁術は持続可能じゃないんだ。だから、国民一人ひとりが赤ひげ先生として保険料を出し合えば、国民皆保険と言う赤ひげ先生制度が出来あがるんだー)
 
 
 
 
その通りです。
 
 
 
 
今回は、医系小論文対策シリーズ第一弾です。医学部志望ならば、「医は算術」を小論文の題材として応用してみましょう。
 
 
 
 
(難しそう・・・)
 
 
 
 
意外と簡単です。
 
 
 
 
「医は算術」と言われれば、誰も感心しませんよね。たしかに、「お金で命が左右される」なんて気持ちが良いものではありません。しかし、算術の捉え方を変えることで、この一般的な認識をひっくり返します。
 
 
 
 
1 非常識な結論:医は算術かつ仁術である

「一般的にはすぐに受けいられない結論」を提示することで関心を集める。そして、それを納得させるための論を展開する。
 
 
2 常識の確認:医は仁術であるべき、算術なんて許さない。

先ずは、一般的な認識(常識)を確認する。以降、この常識が間違いであることを示す。ここでは反例を使う。
 
 
3 常識の否定(反例):赤ひげ行為は莫大なコストが掛かるので個人では持続不可能

スーパー外科医の赤ひげ行為(仁術)が、高額の請求書(算術)の前に屈した事例から、「算術なしでは仁術が成立しない」と反例を示す。
 
 
4 非常識な結論:国民皆保険は算術に基づいた仁術である

国民皆保険制度は、皆からお金を集めること(算術)によって遍く医療を施す制度(仁術)になっている。しかし、それを意識している人は少ない。ただ、説明を受ければ、誰でも、「国民皆保険は算術を前提として仁術になっている」ことを理解できる。また、3の反例だけでは、納得したくない人も、既に存在している制度の見方を変えることで「あ~なるほどね。予算(算術)が組めなければ、皆保険(仁術)を提供できないよね」と理解できる。その結果、反例だけでは納得できなかった感情が消え、論者の非常識な結論を、新たな常識として納得させることができる。
 
 
 
 
なお、「一見非常識な意見を述べているが、実は、それが、皆がまだ気づいていない真の常識だ」と結論付ける手法は、受験小論文において最も簡単に習得でき、かつ、書いてい飽きない手法です。
 
 
 
 
さてさて、今年、当院から、国立大学医学部医学科の合格者が出ました。情報開示により、小論文の点数が良かったそうです。指導していた内容の一つ「チーム医療は悪」を上手く設問に合わせられたようです。模範解答の詳細は書きませんが、論の根幹だけは書いておきます。
 
 
 
 
1 非常識な結論(真の常識):今のチーム医療は悪
 真のチーム医療には、リーダーが必要だ。そのリーダーは医師である。
 
 
2 今の常識:チーム医療こそ真実
 医師が偉いんじゃない。患者も含めた各医療者がみんなで方針を決める。チーム内に序列はない、フラットな組織であるべきだ。
 
 
3 常識の否定:今のチーム医療は機能不全
 今のチーム医療にはリーダーがいない。「リーダーを設定しないことがチーム医療に必要だ」と誤解されている。そんなチームでは、多数決で方針が決まり、責任の所在が曖昧なままとなる。
 
 
4 非常識な結論(真の常識):強力なリーダーがいるチーム医療に
 強力なリーダーが存在するからこそ迅速な意思決定ができる。かつ、その責任の所在もはっきりする。「強力なリーダーが率いる真のチーム医療が必要だ」と結論付ける。
 
 
 
 
ちょっとだけ解説
パターナリズム(医師独断)の否定からチーム医療が生まれた過程を鑑みれば、たしかに、チーム医療が今の常識です。しかし、「今のチーム医療が不完全だ」と医師は痛感しているので、「チーム医療は悪」として常識を疑うタイプの論を展開しました。一見、この結論はパターナリズムに逆戻りしているようですが、それを小気味良くかわし、真のチーム医療を納得させる展開を楽しんでいただけたらと思います(ここでは書きません)。
 
 
 
 
・・・医系小論文は指導が難しいです。と言うのも、多くの学校や塾には医者がいないので、医者目線で常識を疑うことが難しいからです。「今のチーム医療がどう間違っていて、どう機能不全を起こしているか」、これは医者にしかわかりません。もし、一般的なチーム医療についてのみ指導されていたら悲劇です。採点者が医者の場合、「何もわかっていないな、この受験生は」と思うでしょう*。
 
 
*小論文の採点は、内容の深さではなく、論理展開の明快さが最重要です。矛盾なく論が展開し、全体としてシンプルなことが合格答案につながります。内容はありきたりでかまわないです。たとえ、医者にしかわからない深い内容を書いても、文章構成が矛盾だらけで複雑であれば、合格答案にはならないでしょう。
 
 
 
 
医学部志望者はいつでも受診してください。悩みも小論文も添削します。
 
 
 
 
石橋経由の箕面の滝は・・・今日は無理。池田→川西能勢口→宝塚のジョグ。復路もジョグと思いきや、疲れて電車へ。爆睡したら梅田。そして、ビール。美味い。
梅田 ビール 川西能勢口 宝塚 池田 石橋 箕面
 
 
 
 

 
 
受験は「地頭」が9割。「母親」が9割ではありません。
 
 
 
 
受験に、学校のランクも関係ありません。「東大に大勢合格するあの高校は、教え方が良いのではなく、地頭が良い生徒のみで構成されているから東大に大勢合格する」と理解できない生徒や保護者は、受験に向きません。
 
 
 
 
東大、京大、国公立医学部に受かる生徒に、学校は関係ないんです。優秀な私立高校出身の東大生が、仮に、地方公立高校に通っていたとしても、やはり、東大生になっていたと考える方が合理的です。地頭ありきの話です。
 
 
 
 
医学部の同期100人を見ても、半分は公立高校出身でした。地元公立トップ校じゃない無名の公立高校出身も1割はいます。つくづく地頭の使い方だなぁと感じます。
 
 
 
 
(そうかぁ、バカな私じゃ、無理か〜)
 
 
 
 
いいえ、そんなことはありません。誤解されやすいので「受験は地頭が9割」を補足しておきます。
 
 
 
 
頑張っても努力しても無駄、という意味ではありません。
 
 
 
 
人生を楽しむためには、それぞれの地頭に沿った戦略が必要だということです。地頭が9割です。地頭に合わなければ、どんなに良い戦略(学校、塾)だとしても1割もその効果を得られません。実際のところ、地頭と戦略が合致しないなら、効果はほぼ0です。つまり、時間を無駄にします。
 
 
 
 
大量宿題・長時間補習戦略に向かない地頭でも、ゆっくり理解しながら5年かける戦略が地頭に合致しているなら、医学部に合格できるかもしれません。地頭の数だけ、合格の戦略があると言うことです。
 
 
 
 
一般的に、ゆっくり時間をかけ完全理解してから反復する戦略は、多くの地頭に有効です。一方、短期間で大量に詰込みながら反復する戦略は、多くの地頭に無効です。この観点からすれば、「国公立、医学部合格者を増やすことだけが目標の学校」、ほとんどは、「大量の宿題と補習で難関校の合格数を稼ぐ高校」は、利用の仕方に注意が必要です。(参考:高校の選び方)
 
 
 
 
受験は地頭が9割です。「東大、京大、国公立医学部の合格者をここ最近増やしている高校」に目がくらんだ人は、先ずは、自分の地頭を熟知しましょう。自分の地頭を熟知していない上に、その学校が提供するサービスも熟知していないなら、適切な戦略を選ぶことが出来ません。合格以前の問題です。
 
 
 
 
地頭を知り、適切な戦略を選び、人生を楽しみましょう。→医学部に入れたい
 
 
 
 
 
 
池田泉州銀行の柱。柱頭の葉形装飾に目が行きました。家に帰り教科書を紐解いて・・・コリント式でしょうか。複雑な華麗さが特徴のゼウス神殿の柱に近いのかなと、一度も言ったことのないギリシャに思いを馳せています。・・・川西能勢口駅、石橋駅まで一駅、二駅歩くのも、だいぶ汗をかく季節になりました。宝塚まで走るとなると脱水に注意です。
池田泉州銀行 ギリシャ ドーリス イオニア コリント 医学部 受験
 
 
 
 

 
 
医者は、若いときから「センセイ、センセイ」と呼ばれ、感覚が麻痺している・・・、と思っている方もいるのではないでしょうか。
 
 
 
 
若い医者どころか、医学生の時代から「センセイ」と呼ばれています!
 
 
 
 
例えば、
先生「えー、センセイ方が、医者になるときは、・・・」
先生「センセイさ、こんなんじゃ、単位あげられないよ」
 
 
こんな感じで、センセイ、センセイと呼ばれます。もちろん、「おい、学生」と呼ぶ先生もいますが、総じて「センセイ」と呼ばれます。
 
 
 
 
「学生時分から、センセイとは、けしからん」と思う方もいらっしゃるでしょう。でも、このセンセイは、ただの・・・、
 
 
 
 
 二人称
 
 
 
 
です。あなた(二人称)と同じ使い方です。
 
 
 
 
つまり、このセンセイは敬称ではなく、ただの人称代名詞なんです。
 
 
 
 
そもそも、日本語では、二人称をほとんど使いません。「あたなは、どうなさいますか」ではなく、「社長は、どうなさいますか」と言うように、丁寧さの観点から、二人称を極力使わないのが普通です。二人称を使うときは他意がある時です。
 
 
そこで「センセイ」です。便利な言葉です。医学生を呼ぶときだけではありません。医者の名前を忘れても、「あっ、センセイ、どうも」と言えば乗り切れます。
 
 
 
 
ただ、数回行ったお店の店長から、「あっ、センセイ、毎度っ」と言われると困ってしまいます。「○○様、毎度っ」と言われる方が嬉しいです。これは、名前を覚えてもらう以上に大事な願望があるからです。
 
 
ゆったりとした時間を楽しむとき、一時的に、自分の属性から離れたい。そんな願望が、皆にあります。
 
 
たとえ、会話の内容から属性が判明したとしても、あえて「属性」で呼ばない店主のお店に行きたくなるのは、そこも含め、気配りの行き届いたお店だからでしょう。
 
 
 
 
” Hey, Do you guys V ・・・? ”
 
 
北米のメディカルスクールに行っていた頃、向こうの先生は、you guysを使って、講義で医学生に話しかけていました。今考えると、かなりフレンドリーでした。
 
 
 
 
・・・今日も診察後は、しれっと、自分の時間を楽しむことにします。川西能勢口や池田付近では、私の属性が知られていなので、ゆったりと過ごせています。
 
 
 
 
医学生になった実感は、解剖実習に先立って行われた骨学。ガイコツじゃなくて、トウガイコツ(頭蓋骨)なんだと知る。
骨学 解剖実習 医学生
 
 
 
 

 
 
高校の選び方で迷ったら、
 
 
 
 
結論:宿題がない(あっても提出義務がない)高校へ行く
 
 
 
 
以上です。
→参考:受験は〇〇が9割
 
 
 
 
これでは???かもしれません。もう少し解説します。
 
 
 
 
先ず、本物のトップ校は、勉強する義務がありません。全ては自主性・自律性に任せられます。そもそも、そのような学校に合格できる人は、自分で自分の道を切り拓くので、一律の勉強法を押し付けられる必要がないとも言えます。
 
 
自分に合った方法を、自分で選択して、自分の未来を取りに行く、そんな地頭があるのでしょう。
 
 
 
 
一方、「国公立大学や医学部の合格者を、ここ最近増やしてきている高校」は、一律の勉強法を押し付ける傾向が高いです。もし、自分で自分の道の切り拓く気概がなければ、一律の勉強法を押し付けられても違和感はないでしょう。
 
 
「自分に合った方法を、自分で選択する」そんなことを思ったこともない従順さなのかもしれません。
 
 
 
 
ここでは、「行きたい学部や大学がある。でも、到底無理だ。何より勉強の仕方が分らない皆様」に向けてアドバイスします。以下を読めば、
 
 
結論:宿題がない(あっても提出義務がない)高校へ行く
 
 
を理解し、目標を達成するための行動を続けることができるでしょう。
 
 
 
 
さて、「国公立大学や医学部の合格者を、最近増やしてきている高校」は、何故、宿題や補習授業を大量に課す戦略を採用していると思いますか。
 
 
 
 
それは、学校にとって、最もコストがかからない、楽な方法だからです。たしかに、大量の宿題、多くの補習授業を課せば、その1%くらいは成功します。学年に200人いるとしたら、2人くらいは医学部に受かるかもしれません。
 
 
しかし、その他99%は、真の理解がないまま、作業した時間を浪費することになります。少なくとも勉強嫌いになってしまいます。
 
 
 
 
それでは、学校にとって、最もコストのかかる、面倒くさい方法は何だと思いますか。
 
 
それは、総合点で合格最低点を取る戦略を支援する方法です。合格最低点を取ることだけは全員共通ですが、各科目の目標得点率が、それぞれの生徒で違うので、一律の宿題、一律の補習授業では対応できません。
 
 
 
 
  生徒A 英語95%、数学40%、物理50%、化学80%
  生徒B 英語60%、数学85%、物理95%、化学75%
  生徒C ・・・
 
 
 
 
同じ英語でも、数段階にレベル分けされた宿題や補習授業を用意することが求められます。それを全教科でやるのは大変です。
 
 
だから、賢い先生がいる学校は、一律の宿題は効果が薄いことを理解し、宿題をなくすか、あっても提出義務をなくしています。
 
 
 
 
加えて、賢い戦略をとる学校では、宿題や補習ではなく、先生が個別の質問に答える時間、生徒同士が教え合う時間を多く設けます。
 
 
大量の宿題をこなすより、教え合う勉強会の方が、理解が早いのです。
 
 
  何処がわかってないか、
  具体的に、相手に伝える
 
 
  理解につまずいた点を、
  これから始める友人に教える
 
 
  友人が理解できていないポイントを探して、
  一緒に解決する
 
 
  自分の知っていることを、
  わかりやすく相手にプレゼンする
 
 
このような勉強会は、大量の宿題をこなすより、ずっと効率的で身につく勉強法です。かつ、高校、大学、社会人になってからも続く、人生を楽しむ人たちが採用する伝統的な勉強法です。
 
 
 
 
川西能勢口駅のホームに、数学のテキストを開いているが高校生がいました。テキストを見ながら宝塚方面へ乗っていきました・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
写真は、忘れたら、ちょくちょく調べてしまう、数学の参考書です(教科書はどこへいった?!)。今思えば、教科書が一番シンプルに書かれてあり、復習には最適だなと思います。それは、全科目そうだと感じます。
大学、数学、受験、医学部、高校
 
 
 
 

 
 
我が子に良い教育を受けさせたい
 
 
 
 
全ての親の願いですよね。良い教育が我が子のためになる、その通りです、間違いありません。
 
 
 
 
しかし、我が子のため、とは本当でしょうか。
 
 
 
 
小学館の雑誌「小学一年生」で、小学1年生の親が子どもに将来なってほしい職業」「をアンケート調査したところ、以下の結果となりました。
 
 
 
 
第1位 …
第2位 公務員
第3位 医師
第4位 消防士
第5位 先生
 
 
 
 
公務員、国家資格強し!
 
 
 
 
(あれれ? 第1位が書いてないぞ)
 
 
 
 
第1位 本人が希望する職業
 
 
 
 
嘘くせー。理想と現実、建前と本音が交錯した親心を感じます。
 
 
 
 
ちなみに、子供に人気のある職業は、第6位以下に出てきます。親は、子供が就きたい職業に就かせる気はありませんってことです。
 
 
 
 
好きな職業に就いていいよと言いながら、医者や公務員を勧める親・・・
 
 
 
 
いつの時代でも、子供のことより「親自身が安心したいだけ」なんですよね。
 
 
 
 
このアンケート結果は、親と子の職業観のズレを裏付けるデータなのかもしれません。
 
 
 
 
このように、親心は、正直です。安定の為に、子供は、医者か、大企業の従業員か、公務員になって欲しい。と同時に、親は、世間体を保ち、経済的負担から解放され、安心したい。そんな切実な思いも感じ取りました。
 
 
 
 
ただ、勘違いしないでください。
 
 
 
 
「親自身が安心したいから」
 
 
 
 
これは間違いではありません。
 
 
 
 
間違いなのは、医者・大企業の従業員・公務員が、10年後も安定した存在か、親自身が、これらの検証をしてないことです。勧める職業を熟知しないで、よく勧められるなっ。
 
 
 
 
(検証なんてしてない。何それ?)
 
 
 
 
検証過程こそが、キャリア教育の根底なのですが、悪いことに、この検証方法は、小中高はもちろん、大学の就職センターでも教えてくれません。
 
 
 
 
特に、高偏差値大学出のサラリーマン家庭では、検証すればするほど、「医学部最高」「東大最高」「上場企業最高」と言う結果に収束します。
 
 
 
 
(確かに、それ以外思いつかない)
(思いついたとしても、我が子にやらせるかは別)
 
 
 
 
まぁ、東大入学が人生のリスクヘッジになるのは確かです。それは地頭が受験に適している場合に限って正しいです。ただ、現実的には、多くの地頭は受験に向きません。
 
 
 
 
(どうしようもないじゃん・・・涙)
 
 
 
 
何かしら解決策はありますよ。正解が無数にあるのが、人生と受験が違う所ですから。
 
 
 
 
(うぐ〜、我ら偏差値ジャンキーには、耳が痛い話だよ)
 
 
 
 
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そもそも、何を検証するのでしょうか。対象は、安定?将来性?でしょうか。それらは違うと感じます。
 
 
 
 
(じゃ、何、おせーて!)
 
 
 
 
止めておきます。このアドバイスは、人を選びます。
 
 
 
 
(えーっ、困る〜)
 
 
 
 
ヒント:人生はゲリラ戦です。
 
 
 
 
(革命を起こすの!?)
 
 
 
 
いいえ、国家を倒すとかではないです。一族が生き延び、繁栄するための戦い方を検証します。
 
 
 
 
(一族・・・!?)
 
 
 
 
キャリア教育の一環に「一族」が出て来るのは、????ですよね。ここでは順序立てて説明しませんが、一言だけ・・・
 
 
 
 
一族が繁栄するための戦い方は歴史に学べます。時間をかけるしかありません。国家百年の計ならぬ、一族百年の計です。・・・今日はここまでとします。(参考:「一族百年の計」関連記事)
 
 
 
 
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・・・哀しいことに、子供の大学や就職先のランクで見栄を張るのは、親の性です。全国で朝夕繰り広げられる井戸端会議の主要議題の1つです。もう一つは、そこにいないママの悪口でしょうか。
 
 
 
 
「子供を出汁に見栄を張る欲望」
 
 
 
 
ここから開放されることは、親自身の健康に最も大切です。
 
 
 
 
毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒
 
「○○さんとこ、医学部狙ってはるんやて」
「すごいやーん」
 
 
「うちの子は、医学部A判定でした」
「すごいやーん、さすが奥さんの子供やわ」
 
 
「何とか、国立大学の医学部に入れまして」
「すごいやーん」
 
 
「○○銀行と〇〇商社に内定したのよ」
「うわ、すごいやん」
 
毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒毒
 
 
 
 
こんな井戸端会議から自由になりましょう。自分自身のステータスを子供のステータスで補完するのは、家族の健康に寄与しません。加えて、高級車やブランド物でステータスを補完するのも不健康です。
 
 
 
 
宝塚、川西能勢口、池田、石橋、箕面・・・教育熱心が家庭が多い印象です。是非、職業の安定とは何か、将来性とは何かじゃなくて
 
 
 
 
【一族が繁栄するための百年の計】を家族で話し合ってはいかがでしょうか。
 
 
 
 
今年の冬は寒いですね。JR川西池田駅の花壇が、花でいっぱいになる時期を楽しみに過ごしています。川西能勢口駅から箕面駅までランニング、帰りは電車でした。
 
 
 
 

 
 
受験シーズン到来です。受験生はもちろん、受験生を持つ親御さんも、落ち着かない日々を送っているのではないでしょうか。
 
 
今日は、受験生ではなく、これから受験生になる皆様へ、メッセージです。
 
 
それは、「18歳で大学、23歳で就職」と決めつけないこと。あなたの道筋で良いんです。ゆっくりでも進んでいるなら、あなたのペースで、あたな自身の道筋を歩めば良いんです。
 
 
え?、それ以前の問題ですって!?
 
 
「そもそも、自身の道筋って、何ですか?」
「それが見つけられないから悩んでいるんです」
 
 
そうですよね、自身の道筋がわからないから、困っているわけですよね。よくわからないから、一番知っている道筋=「ちゃんと高校行って、18歳で良い大学行って、23歳で一流企業に就職」と言う呪縛で悩んでいるわけです。わかりました。ここでは、将来なりたい職業ランキングを例に、
 
 
「知らないことは選べない」ことを学びます。
 
 
さて、ここに、日本FP協会が発表した小学生の「将来なりたい職業」があります。
https://www.jafp.or.jp/personal_finance/yume/syokugyo/
 
 
  1位 医者
  2位 サッカー選手
  3位 野球選手
   …
   パテシエ
   薬剤師
   宇宙飛行士 
   教師
   警察官
   パイロット
 
 
どの職業も知っているのではないでしょうか。
と言うのも、ここに載っている職業の人に会ったことや、テレビやインターネットで見たことがあるからだと思います。。
 
 
さて、13歳のハローワーク公式サイトに人気職業ランキングがあります。
http://www.13hw.com/jobapps/ranking.html
 
 
  エディトリアルデザイナー
  キュレーター
  …
 
 
順位が100位まであると、たくさんの職業が出てきますね。聞いたことのない職業も沢山あるのではないでしょうか。または、名前は知っていても、実際の内容は殆ど知らないでは?。(医師と言っても、数え切れないほど、違いがありますよ。これは後日書くことにします。)
 
 
実は、先ほどの日本FP協会が発表した集計も100位くらいまで表にすると、知らない職業がたくさん出てきます。
https://www.jafp.or.jp/personal_finance/yume/syokugyo/files/count_2015.pdf
 
 
  恐竜博士
  プロダクトデザイナー
 
 
もうお分かりですね。知らない職業は選べない。つまり、知らない道筋は選べないと言うことです。
 
 
皆さんの知っている職業は、殆どが、テレビやインターネットで知った職業なはずです。それ以外で、未知の職業を知る行動が必要だと感じてくれましたか。色々な職業がある様に、色々な人生の歩み方があります。それぞれの道筋があります。どんな道筋があるのか、たくさん知った上で、自身に合った道筋を見つけたいですね。
 
 
さて、どうやって、その情報を得るのでしょうか。診察室でも相談にのってます。
猪名川町、川西、池田、石橋は、若い世代が多く、教育熱心な印象です。