減薬、カウンセリング…無駄!?

 
 
抗不安薬、睡眠薬、抗うつ薬、抗精神病薬・・・所謂、【薬】を使えなくなったら、精神科は廃業です。
 
 
(参考)
ベンゾジアゼピン減薬、お断り!?
薬やめる→離脱症状?
美しい身体 vs 摂食障害
 
 
クリニック適応の患者様なら、その90%を薬物療法で救えると感じます。(外来で救えない症例は入院適応です。)
 
 
 
 
(どーして?)
 
 
 
 
薬は、圧倒的に効くからです。
 
 
 
 
(カウンセリングもあるでしょ?)
 
 
 
 
いや、明らかに、薬の方が効きます。
 
 
 
 
(え~、意外?!)
 
 
 
 
そもそも、カウンセリングが有効な症例は、とっても少ないんです。それに、カウンセリングには、費用や時間が莫大にかかります。何より、〇〇*を必要するため、多くの患者様がカウンセリングを選択しません。たとえ選択しても、すぐに音を上げてカウンセリングから逃げ出します
 
 
 
 
(ギクっ)
 
 
 
 
「薬、嫌い。何が何でもカウンセリングぅぅぅ」と息巻いた方ほど、カウンセリングに耐えられません。かつ、そんな方はほど他人の意見(より良い選択肢)を受け入れない傾向あります。
 
 
 
 
(わかる〜。人の話、全然聞かないよね・・・困)
 
 
 
 
話をしてもすっきりしない
医者をそもそも敵対視
それでいて誰かにどうにか欲しい・・・
でも、周りの助言を受け入れることはなく、むしろ反発
それでいて、「ネットにこう書いてありました」
「本にこう書いてありました」等、
責任を取らない人の話は闇雲に信じる・・・
そして、話しても話しても埒が明かず、
診察室を長時間占領・・・
「この医者もだめだ」と思い始める・・・怒
 
 
 
 
(わかる〜、私じゃんっ涙。治療効果0だし、待っている患者さんの時間を無駄にしたよね)
 
 
 
 
結局、薬物療法にして落ち着きます。
 
 
 
 
(わかる〜)
 
 
 
 
(でも、初めはみんな、薬を使うのを嫌がるでしょ?)
 
 
 
 
いいえ、違います。実は、その感覚は、精神科に無縁な人の感覚です。患者様の多くは、どんな方法でもいいから、すぐに治してほしいと希望します。それほど、つらい症状を抱えているということです。
 
 
 
 
薬物療法なら、
イライラが止まり、ぐっすり眠れる。
それも今日から。

 
 
 
 
殆どの患者様は、初診の段階で、カウンセリングより薬物療法の方が有効だと理解して頂けます。そして、【薬を使うことの意義(参照:怒りの取り扱い方1)】を理解出来た患者様ほど、社会的にも身体的にも健康になってきます。
 
 
 
 
ちなみに、「薬物療法なし」の患者様もいます。しかし、そもそも薬が不要なので初診で終診です。つまり、通院継続の必要な患者様は薬物療法を受けています。
 
 
 
 
(そうなんだ~。でも、他の記事で、薬を否定してなかった?!)
↓↓↓
ベンゾジアゼピン減薬、お断り!?
薬やめる→離脱症状?
美しい身体 vs 摂食障害
 
 
 
 
薬物療法を否定しているのではなく、「効かない薬を漫然と飲み続けること」を否定しています。効くのであれば、薬物療法を継続するのが基本です
 
 
 
 
(でも、依存性とか怖い・・・)
 
 
 
 
たしかにそうですね。そこで医者の登場です。薬物療法の利点(即効性)と欠点(依存性)のバランスを取り、さじ加減するのが精神科の役目です。めったに起こらない欠点ばかりを心配し、すぐに得られる大きな利点を逃がしては、治るものも治らないでしょう。
 
 
 
 
かつて、信じられな程の重症患者様しかいない精神病院に勤めていました。中には、10年単位の長期処方もありましたが、治療薬に対して依存症になる患者様の割合はとても少なかったです。
 
 
 
 
(なるほど~。管理の下での内服が大事だね)
 
 
 
 
だから、早く楽になるには、薬物療法なんです。
 
 
 
 
(でも、先生のところは、話、聞いてくれるじゃん)
(スッキリしたよ)
 
 
 
 
それは医者冥利に尽きます。でも、話をしてスッキリしたのは、カウンセリングを受けたからではなく、スッキリするための会話をしたからです。もちろん、話してスッキリした理由を「カウンセリングを受けたから」と思われても問題はないのですが・・・。
 
 
 
 
厳密に言えば、話をしてスッキリすることと、カウンセリングとは全く別物です。もし、初診でカウンセリングをしたら、患者様は二度と受診してくれません。
 
 
 
 
(えっ、そうなの?)
 
 
 
 
そうです。カウンセリングは〇〇*を伴うから、全然スッキリしないんです。もし、初診でカウンセリングなんかしたら、患者様は、より落ち込むか、怒るかして、ドアをバタンと閉めて出て行くでしょう。絶対、再診してくれません。
 
 
 
 
カウンセリングは正論すぎるが故に、弱った身体には毒なんです
 
 
 
 
(正論すぎると、たしかに痛い・・・)
(あ、気になってた。〇〇*って、何?)
 
 
 
 
教えません。
 
 
 
 
(気になる〜)
 
 
 
 
 
 
 
 
教えたくないです。
 
 
 
 
(ますます、気になる〜)
 
 
 
 
分かりました。カウンセリングがなぜ続かないかを説明しながら〇〇*を明かしましょう。ここでは、カウンセリング≒認知行動療法としています。
 
 
 
 
さて、認知行動療法は、「ネットに書いてありました。でも、内容はよく知らない療法」ではないでしょうか。また、「実態はわかっていないけど、受けてみたい療法」でもあるかもしれません。
 
 
 
 
何やともあれ、よくわからない療法は、内容を理解するまでは、受けてはいけない療法です
 
 
 
 
(ふむふむ、カウンセリングの利点・欠点を知ってから、受けるか否かを決めるのだな)
 
 
 
 
その通りです。
 
 
 
 
それでは、カウンセリングや認知行動療法が、患者様が逃げ出す不人気療法である理由をお伝えします。因みに「認知行動療法やってますか」と受診前に電話してくる人ほどカウンセリングや認知行動療法に向いていません。これは精神科あるあるです。
 
 
 
 
理由:
カウンセリングは、ピアノのレッスンと同じだから。
 
 
 
 
(全然、わかんね〜)
 
 
 
 
「楽譜が読めて、楽器が弾けるようになる過程」と「カウンセリング(認知行動療法)で人生を取り戻す過程」は、全く同じなんです。
 
 
 
 
(もっと、具体的にお願い)
 
 
 
 
ピアノのレッスンは、週1回、もしくは月2回くらい先生に習いますね。それ以外の日は何していますか?
 
 
 
 
(自宅で練習)
 
 
 
 
そうです。毎日練習しますよね。泣きながら練習させられた人もいるでしょう。もし、日々の練習を全くせずに、週1回のレッスンだけを受けていたら、どうなりますか。
 
 
 
 
(そりゃ、弾けるようにはならないでしょ)
 
 
 
 
その通りです。
 
 
 
 
(熟考中)
(熟考中)
(熟考中)
 
 
 
 
(あ、わかったぞ。カウンセリングも、週1回の受診以外は、毎日【練習】があるんだなもし、日々の【練習】を全くしないのならば、週1回のカウンセリングを受けても治らないんだ!
 
 
 
 
その通りです。
 
 
 
 
〇〇*は【練習】だったんです。一般的に、練習は、つまらなく、単調で、疲れます。多くの人がピアノを辞めていくように、多くの患者様がカウンセリングを辞めていきます。
 
 
 
 
【認知】【行動】療法も同じです。
 
 
 
 
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【認知】とは、今までの自分に足りなかった現状の把握です。ただ、自分のできてない部分を認知することは耐え難い苦痛です。言い換えれば、自分の欠点を他人に指摘され、認めるなんて、最大の屈辱です
 
 
【行動】とは、練習です。真のゴール(人生を楽しむ・ピアノが弾ける)に向かうための行動(練習)は、恐ろしくつまらなく、単調で、疲れます。そして、行動(練習)は、毎日毎日続きます。何年も続きます。終わりのない苦行です。
 
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(そんな療法、無理・・・涙)
 
 
 
 
その通りです。無理です。精神科を受診する状態になった方には絶対無理です。特に、症状が悪化した患者様に、カウンセリングや認知行動療法は一切役に立ちません
 
 
 
 
(わかる~)
 
 
 
 
時々、こんな相談を受けます。
 
 
 
 
(どんな?)
 
 
 
 
数多くのクリニックを渡り歩き、今回は当院にたどり着いた患者様が以下のように言います。因みに、数多くのクリニックを渡り歩いた患者様ほど、カウンセリングや認知行動療法が効きません。これは精神科あるあるです。
 
 
 
 
ドクターショッパー曰く「症状が悪くなると、『それでは薬を増やしましょう』と医者に言われるだけです。薬ではなくカウンセリングで治したいんですが・・・」
 
 
 
 
(わかる〜。でも、それがダメなんだよね)
 
 
 
 
ダメです、絶対ダメです。
 
 
 
 
症状が悪化した状態でのカウンセリングや認知行動療法は、一切無効です。無効どころか、症状を悪化せます。カウンセリングや認知行動療法は、薬物療法が不要になって安定している人のみ有効です。腑に落ちない人は、この記事を初めから熟読してください。
 
 
 
 
もし、精神症状が悪化したのに薬を出さず、カウンセリングをする医者がいるなら、ご一報ください。爆速で紹介状を書きます。
 
 
 
 
(そんな医者、いないんでしょ?)
 
 
 
 
私の知る限りいません。存在するなら直ぐに教えてください。超速で紹介状を書きます。
 
 
 
 
もちろん、カウンセリング(認知行動療法)は無効ではありません。しかし、人を選びます。疾患を選びます。何より、初診でいきなり始めるものではないです。繰り返しますが、症状が悪化した患者様に、カウンセリング(認知行動療法)は絶対にやりません
 
 
 
 
ただし、薬物療法が功を奏し、混乱した頭がリセットされ平静を取り戻した後、具体的には、一切の内服が不要になった後に、なるべく自主練のないカウンセリングをするとしたら、カウンセリングも有効だと感じます。
 
 
 
 
(それって、もう、カウンセリングじゃないじゃんっ。自主練ないしっ。でも、楽になるならいっかっ!)
 
 
 
 
自主練が少なくても、効くのであれば、広い意味でのカウンセリングだと思います。もちろん、自主練を毎日継続し、ハードなカウンセリングをこなしている患者様もいます。
 
 
 
 
・・・と言いたいところですが、当院にはいません
 
 
 
 
「薬、嫌い。何が何でもカウンセリングぅぅぅ」と息巻いてた方も、薬が効いたら受診回数が減り、継続投与で安定してきます。安定すると「カウンセリング、カウンセリング」と言わなくなります。これは精神科あるあるです。
 
 
 
 
また、面白いことに、薬が効いた人ほど診察室で話す時間が短くなっていきます。そして、卒業までが早いです。これは精神科あるあるです。あれほど「薬、嫌い。何が何でもカウンセリングぅぅぅ」と息巻いた方が、です。
 
 
 
 
(わかる~)
 
 
 
 
どの療法であれ、当院を卒業(終診)した皆様なら、ご理解頂けると思います。
 
 
 
 
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通院の目標は、
カウンセリングそのものではなく、
薬物療法そのものではなく、
減薬・断薬そのものではなく、
【人生を楽しむ1】ことでしたよね。
 
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(卒業生:そうそう、わかる〜)
 
 
 
 
ベンゾジアゼピン減薬、お断り!?薬やめる→離脱症状?からリンクしてきた皆様、もし、精神科医から、減薬や断薬を断られた経験があるのならば、今一度、薬そのものが必要か否かを再評価しましょう。
 
 
 
 
症状が悪化しているなら増薬します(カウンセリング、ダメ、絶対)。投薬が必要なら継続します。投薬が不必要なら減薬・断薬プログラムを開始します。当たり前の治療をします。そして、人生を楽しむことを治療目標とします。
 
 
 
 
勿論、心療内科が初めての皆様も同様です。もし投薬が必要ならば薬を出し、不要ならば薬を出しません。当たり前の治療をします。そして、人生を楽しむことを治療目標とします。
 
 
 
 
池田市役所クリニック|心療内科・精神科|ごあいさつ
電話でご予約072-736-8555
webで24時間 RESERVA予約システムから予約する
 
 
 
 
以下の記事も参考にどうぞ。
怒りの取り扱い方
明日から仕事だ
真・正しい就活
五月病
マタハラ部長
スーパー店員の一言
ボスママ
#PTAをやめたのは私だ
入園式・入学式→ママ友・PTA役員決め
美しい身体 vs 摂食障害
ベンゾジアゼピン減薬、お断り!?
薬やめる→離脱症状?
減薬、カウンセリング…無駄!?
医学部に入れたい
スマホ姿を子供に見せない
子供に教える人生の楽しみ方
人生を楽しむ1(基礎)
 
 
 
 
宝塚→川西能勢口→池田の五月山体育館→箕面の滝→石橋駅→(疲れすぎて電車で帰る)。このコースは、やっぱりキツイです。

断薬 減薬 心療内科 精神科 石橋 箕面  川西能勢口
通りから覗いても、全然目立たない当院入口…。白いのが一応看板です。