医は仁術、そう思います。同時に、医は算術です。
 
 
算術だとっ、けしからん医者だっ!怒)
 
 
 
 
確かに、「医は算術のみ」だったら、けしからんと思います。しかし、「医は仁術かつ算術」でなければ、人々の健康は守れないでしょう。厚労省の仕事を見てください。まさに、医は仁術かつ算術です。
 
 
 
 
国民皆保険制度維持(仁術)、かつ、保険料徴収と医療費削減(算術)
 
 
 
 
この難しいバランスを保ち続けることが、人々の健康を守ることにつながります。
 
 
 
 
(あぁ、赤ひげはいないのか〜)
 
 
 
 
いてほしいのは理解できます。ただ、医療を施すには莫大なコストがかかります。もし、赤ひげ行為をしたら、医者は医者を続けられないでしょう。
 
 
 
 
(えっ、そうなの?!何で?)
 
 
 
 
例えば、スーパー外科医が貧しい子供の手術を無料で引き受けたとします。手術は無事終わり、患者は元気になり退院しました。スーパー外科医は「いい仕事をしたなぁ」と悦に入(い)っています。後日、そのスーパー外科医に高額の請求書が届きます。
 
 
 
 
   請求書
スーパー外科医 御侍史

 手術室使用料
 麻酔機材使用料
 手術道具使用料
 病棟使用料
 薬剤使用料
 検査費用
 入院諸費用
 助手医師人件費
 看護師人件費
 麻酔科医人件費
 事務員人件費
 電子カルテ使用料
 ・・・
合計248万円也
 
 
 
 
その医者が裕福な医家出身じゃない限り、支払いはできません。医者の多くは、勉強で身を立てたサラリーマンの子供です。
 
 
 
 
(良いことしたんだから、踏み倒しちゃえば!)
 
 
 
 
踏み倒してもいいですが、もし、貴方の家族が、その手術に駆り出されて看護師だったらどうしますか。働いた分の給料が入ってこなくなりますよ。
 
 
 
 
(うぐぐ。。。)
 
 
 
 
その上、こんな言葉を投げかけられます。
 
 
 
 
スーパー外科医「赤ひげである俺様に賛同したんだろ!? 働いた分をよこせなんて、けしからん看護師だなっ。医は算術じゃない、仁術だ〜」
 
 
 
 
納得する人、いないですよ。
 
 
 
 
(確かにいません)
 
 
 
 
だから、国民皆保険があるんです。
 
 
 
 
(んっ?)
 
 
 
 
みんなで保険料を出し合って、みんなで赤ひげ先生になっているんです。
 
 
 
 
(熟考中・・・)
(熟考中・・・)
(熟考中・・・)
 
 
 
 
(あー!わかったぞ。赤ひげ先生が1人いても、その仁術は持続可能じゃないんだ。だから、国民一人ひとりが赤ひげ先生として保険料を出し合えば、国民皆保険と言う赤ひげ先生制度が出来あがるんだー)
 
 
 
 
その通りです。
 
 
 
 
今回は、医系小論文対策シリーズ第一弾です。医学部志望ならば、「医は算術」を小論文の題材として応用してみましょう。
 
 
 
 
(難しそう・・・)
 
 
 
 
意外と簡単です。
 
 
 
 
「医は算術」と言われれば、誰も感心しませんよね。たしかに、「お金で命が左右される」なんて気持ちが良いものではありません。しかし、算術の捉え方を変えることで、この一般的な認識をひっくり返します。
 
 
 
 
1 非常識な結論:医は算術かつ仁術である

「一般的にはすぐに受けいられない結論」を提示することで関心を集める。そして、それを納得させるための論を展開する。
 
 
2 常識の確認:医は仁術であるべき、算術なんて許さない。

先ずは、一般的な認識(常識)を確認する。以降、この常識が間違いであることを示す。ここでは反例を使う。
 
 
3 常識の否定(反例):赤ひげ行為は莫大なコストが掛かるので個人では持続不可能

スーパー外科医の赤ひげ行為(仁術)が、高額の請求書(算術)の前に屈した事例から、「算術なしでは仁術が成立しない」と反例を示す。
 
 
4 非常識な結論:国民皆保険は算術に基づいた仁術である

国民皆保険制度は、皆からお金を集めること(算術)によって遍く医療を施す制度(仁術)になっている。しかし、それを意識している人は少ない。ただ、説明を受ければ、誰でも、「国民皆保険は算術を前提として仁術になっている」ことを理解できる。また、3の反例だけでは、納得したくない人も、既に存在している制度の見方を変えることで「あ~なるほどね。予算(算術)が組めなければ、皆保険(仁術)を提供できないよね」と理解できる。その結果、反例だけでは納得できなかった感情が消え、論者の非常識な結論を、新たな常識として納得させることができる。
 
 
 
 
なお、「一見非常識な意見を述べているが、実は、それが、皆がまだ気づいていない真の常識だ」と結論付ける手法は、受験小論文において最も簡単に習得でき、かつ、書いてい飽きない手法です。
 
 
 
 
さてさて、今年、当院から、国立大学医学部医学科の合格者が出ました。情報開示により、小論文の点数が良かったそうです。指導していた内容の一つ「チーム医療は悪」を上手く設問に合わせられたようです。模範解答の詳細は書きませんが、論の根幹だけは書いておきます。
 
 
 
 
1 非常識な結論(真の常識):今のチーム医療は悪
 真のチーム医療には、リーダーが必要だ。そのリーダーは医師である。
 
 
2 今の常識:チーム医療こそ真実
 医師が偉いんじゃない。患者も含めた各医療者がみんなで方針を決める。チーム内に序列はない、フラットな組織であるべきだ。
 
 
3 常識の否定:今のチーム医療は機能不全
 今のチーム医療にはリーダーがいない。「リーダーを設定しないことがチーム医療に必要だ」と誤解されている。そんなチームでは、多数決で方針が決まり、責任の所在が曖昧なままとなる。
 
 
4 非常識な結論(真の常識):強力なリーダーがいるチーム医療に
 強力なリーダーが存在するからこそ迅速な意思決定ができる。かつ、その責任の所在もはっきりする。「強力なリーダーが率いる真のチーム医療が必要だ」と結論付ける。
 
 
 
 
ちょっとだけ解説
パターナリズム(医師独断)の否定からチーム医療が生まれた過程を鑑みれば、たしかに、チーム医療が今の常識です。しかし、「今のチーム医療が不完全だ」と医師は痛感しているので、「チーム医療は悪」として常識を疑うタイプの論を展開しました。一見、この結論はパターナリズムに逆戻りしているようですが、それを小気味良くかわし、真のチーム医療を納得させる展開を楽しんでいただけたらと思います(ここでは書きません)。
 
 
 
 
・・・医系小論文は指導が難しいです。と言うのも、多くの学校や塾には医者がいないので、医者目線で常識を疑うことが難しいからです。「今のチーム医療がどう間違っていて、どう機能不全を起こしているか」、これは医者にしかわかりません。もし、一般的なチーム医療についてのみ指導されていたら悲劇です。採点者が医者の場合、「何もわかっていないな、この受験生は」と思うでしょう*。
 
 
*小論文の採点は、内容の深さではなく、論理展開の明快さが最重要です。矛盾なく論が展開し、全体としてシンプルなことが合格答案につながります。内容はありきたりでかまわないです。たとえ、医者にしかわからない深い内容を書いても、文章構成が矛盾だらけで複雑であれば、合格答案にはならないでしょう。
 
 
 
 
医学部志望者はいつでも受診してください。悩みも小論文も添削します。
 
 
 
 
石橋経由の箕面の滝は・・・今日は無理。池田→川西能勢口→宝塚のジョグ。復路もジョグと思いきや、疲れて電車へ。爆睡したら梅田。そして、ビール。美味い。
梅田 ビール 川西能勢口 宝塚 池田 石橋 箕面
 
 
 
 

 
 
抗不安薬、睡眠薬、抗うつ薬、抗精神病薬・・・所謂、【薬】を使えなくなったら、精神科は廃業です。
 
 
(参考)
ベンゾジアゼピン減薬、お断り!?
薬やめる→離脱症状?
美しい身体 vs 摂食障害
 
 
クリニック適応の患者様なら、その90%を薬物療法で救えると感じます。(外来で救えない症例は入院適応です。)
 
 
 
 
(どーして?)
 
 
 
 
薬は、圧倒的に効くからです。
 
 
 
 
(カウンセリングもあるでしょ?)
 
 
 
 
いや、明らかに、薬の方が効きます。
 
 
 
 
(え~、意外?!)
 
 
 
 
そもそも、カウンセリングが有効な症例は、とっても少ないんです。それに、カウンセリングには、費用や時間が莫大にかかります。何より、〇〇*を必要するため、多くの患者様がカウンセリングを選択しません。たとえ選択しても、すぐに音を上げてカウンセリングから逃げ出します
 
 
 
 
(ギクっ)
 
 
 
 
「薬、嫌い。何が何でもカウンセリングぅぅぅ」と息巻いた方ほど、カウンセリングに耐えられません。かつ、そんな方はほど他人の意見(より良い選択肢)を受け入れない傾向あります。
 
 
 
 
(わかる〜。人の話、全然聞かないよね・・・困)
 
 
 
 
 
 
他院での治療が不満で、その不満を当院にぶつけに来る方の特徴(=症状が悪化している方の特徴
 ↓↓↓
挨拶する前に、いきなり話し出す
医者の質問に答えない
一方的に話す割に全然すっきりしていない
医者をそもそも敵対視
紹介状も、お薬手帳も持ってこない
それでいて、誰かにどうにかして欲しい・・・
でも、医者や周りの助言を受け入れることはなく、むしろ反発
医者に対する最大のNGワード
「ネットにこう書いてありました」
「雑誌にこう書いてありました」等、
責任を取らない人の話は闇雲に信じる・・・
そして、話しても話しても埒が明かず、
診察室を長時間占領・・・
「この医者もだめだ」と思い始める・・・怒
「二度と来るか」怒り始める・・・怒怒
ドアをバタンと締めて帰る・・・怒怒怒
→ドクターショッピングへ
 
 
 
 
(わかる〜、私じゃんっ涙。治療効果0だし、待っている患者さんの時間を無駄にしたよね)
 
 
 
 
結局、薬物療法にして落ち着きます。
 
 
 
 
(わかる〜)
 
 
 
 
(でも、初めはみんな、薬を使うのを嫌がるでしょ?)
 
 
 
 
いいえ、違います。実は、その感覚は、精神科に無縁な人の感覚です。患者様の多くは、どんな方法でもいいから、すぐに治してほしいと希望します。それほど、つらい症状を抱えているということです。
 
 
 
 
薬物療法なら、
イライラが止まり、ぐっすり眠れる。
それも今日から。

 
 
 
 
殆どの患者様は、初診の段階で、カウンセリングより薬物療法の方が有効だと理解して頂けます。そして、【薬を使うことの意義(参照:怒りの取り扱い方1)】を理解出来た患者様ほど、社会的にも身体的にも健康になってきます。
 
 
 
 
ちなみに、「薬物療法なし」の患者様もいます。しかし、そもそも薬が不要なので初診で終診です。お守りとして1錠処方して終診することもあります。つまり、通院継続の必要な患者様は薬物療法を受けています。
 
 
 
 
(そうなんだ~。でも、他の記事で、薬を否定してなかった?!)
↓↓↓
ベンゾジアゼピン減薬、お断り!?
薬やめる→離脱症状?
美しい身体 vs 摂食障害
 
 
 
 
薬物療法を否定しているのではなく、「効かない薬を漫然と飲み続けること」を否定しています。効くのであれば、薬物療法を継続するのが基本です
 
 
 
 
(でも、依存性とか怖い・・・)
 
 
 
 
たしかにそうですね。そこで医者の登場です。薬物療法の利点(即効性)と欠点(依存性)のバランスを取り、さじ加減するのが精神科の役目です。めったに起こらない欠点ばかりを心配し、すぐに得られる大きな利点を逃がしては、治るものも治らないでしょう。
 
 
 
 
かつて、信じられな程の重症患者様しかいない精神病院に勤めていました。中には、10年単位の長期処方もありましたが、治療薬に対して依存症になる患者様の割合はとても少なかったです。
 
 
 
 
(なるほど~。管理の下での内服が大事だね)
 
 
 
 
だから、早く楽になるには、薬物療法なんです。
 
 
 
 
(でも、先生のところは、話、聞いてくれるじゃん)
(スッキリしたよ)
 
 
 
 
それは医者冥利に尽きます。でも、話をしてスッキリしたのは、カウンセリングを受けたからではなく、スッキリするための会話をしたからです。もちろん、話してスッキリした理由を「カウンセリングを受けたから」と思われても問題はないのですが・・・。
 
 
 
 
厳密に言えば、話をしてスッキリすることと、カウンセリングとは全く別物です。もし、初診でカウンセリングをしたら、患者様は二度と受診してくれません。
 
 
 
 
(えっ、そうなの?)
 
 
 
 
そうです。カウンセリングは〇〇*を伴うから、全然スッキリしないんです。もし、初診でカウンセリングなんかしたら、患者様は、より落ち込むか、怒るかして、ドアをバタンと閉めて出て行くでしょう。絶対、再診してくれません。
 
 
 
 
カウンセリングは正論すぎるが故に、弱った身体には毒なんです
 
 
 
 
(正論すぎると、たしかに痛い・・・)
(あ、気になってた。〇〇*って、何?)
 
 
 
 
教えません。
 
 
 
 
(気になる〜)
 
 
 
 
 
 
 
 
教えたくないです。
 
 
 
 
(ますます、気になる〜)
 
 
 
 
分かりました。カウンセリングがなぜ続かないかを説明しながら〇〇*を明かしましょう。ここでは、カウンセリング≒認知行動療法としています。
 
 
 
 
さて、認知行動療法は、「ネットに書いてありました。でも、内容はよく知らない療法」ではないでしょうか。また、「実態はわかっていないけど、受けてみたい療法」でもあるかもしれません。
 
 
 
 
何やともあれ、よくわからない療法は、内容を理解するまでは、受けてはいけない療法です
 
 
 
 
(ふむふむ、カウンセリングの利点・欠点を知ってから、受けるか否かを決めるのだな)
 
 
 
 
その通りです。
 
 
 
 
それでは、カウンセリングや認知行動療法が、患者様が逃げ出す不人気療法である理由をお伝えします。因みに「認知行動療法やってますか」と受診前に電話してくる人ほどカウンセリングや認知行動療法に向いていません。これは精神科あるあるです。
 
 
 
 
理由:
カウンセリングは、ピアノのレッスンと同じだから。
 
 
 
 
(全然、わかんね〜)
 
 
 
 
「楽譜が読めて、楽器が弾けるようになる過程」と「カウンセリング(認知行動療法)で人生を取り戻す過程」は、全く同じなんです。
 
 
 
 
(もっと、具体的にお願い)
 
 
 
 
ピアノのレッスンは、週1回、もしくは月2回くらい先生に習いますね。それ以外の日は何していますか?
 
 
 
 
(自宅で練習)
 
 
 
 
そうです。毎日練習しますよね。泣きながら練習させられた人もいるでしょう。もし、日々の練習を全くせずに、週1回のレッスンだけを受けていたら、どうなりますか。
 
 
 
 
(そりゃ、弾けるようにはならないでしょ)
 
 
 
 
その通りです。
 
 
 
 
(熟考中)
(熟考中)
(熟考中)
 
 
 
 
(あ、わかったぞ。カウンセリングも、週1回の受診以外は、毎日【練習】があるんだなもし、日々の【練習】を全くしないのならば、週1回のカウンセリングを受けても治らないんだ!
 
 
 
 
その通りです。
 
 
 
 
〇〇*は【練習】だったんです。一般的に、練習は、つまらなく、単調で、疲れます。多くの人がピアノを辞めていくように、多くの患者様がカウンセリングを辞めていきます。
 
 
 
 
【認知】【行動】療法も同じです。
 
 
 
 
—————————-
 
【認知】とは、今までの自分に足りなかった現状の把握です。ただ、自分のできてない部分を認知することは耐え難い苦痛です。言い換えれば、自分の欠点を他人に指摘され、認めるなんて、最大の屈辱です
 
 
【行動】とは、練習です。真のゴール(人生を楽しむ・ピアノが弾ける)に向かうための行動(練習)は、恐ろしくつまらなく、単調で、疲れます。そして、行動(練習)は、毎日毎日続きます。何年も続きます。終わりのない苦行です。
 
—————————-
 
 
 
 
(そんな療法、無理・・・涙)
 
 
 
 
その通りです。無理です。精神科を受診する状態になった方には絶対無理です。特に、症状が悪化した患者様に、カウンセリングや認知行動療法は一切役に立ちません
 
 
 
 
(わかる~)
 
 
 
 
時々、こんな相談を受けます。
 
 
 
 
(どんな?)
 
 
 
 
数多くのクリニックを渡り歩き、今回は当院にたどり着いた患者様が以下のように言います。因みに、数多くのクリニックを渡り歩いた患者様ほど、カウンセリングや認知行動療法が効きません。これは精神科あるあるです。
 
 
 
 
ドクターショッパー曰く「症状が悪くなると、『それでは薬を増やしましょう』と医者に言われるだけです。薬ではなくカウンセリングで治したいんですが・・・」
 
 
 
 
(わかる〜。でも、それがダメなんだよね)
 
 
 
 
ダメです、絶対ダメです。
 
 
 
 
先程例に出した「他院での治療に不満で、その不満を当院にぶつけに来る方」は、症状が悪化している最中です。そんな患者様と話せば話すほど、症状は更に悪化します。
 
 
 
 
症状が悪化した状態でのカウンセリングや認知行動療法は、一切無効です。無効どころか、症状を悪化せます。カウンセリングや認知行動療法は、薬物療法が不要になって安定している人のみ有効です。
 
 
 
 
腑に落ちない人は、以下を熟読してから受診することをお勧めします。
ベンゾジアゼピン減薬、お断り!?
薬やめる→離脱症状?
減薬、カウンセリング…無駄!?
 
 
 
 
もし、精神症状が悪化したのに薬を出さず、カウンセリングをする医者がいるなら、ご一報ください。爆速で紹介状を書きます。
 
 
 
 
(そんな医者、いないんでしょ?)
 
 
 
 
私の知る限りいません。存在するなら直ぐに教えてください。超速で紹介状を書きます。
 
 
 
 
もちろん、カウンセリング(認知行動療法)は無効ではありません。しかし、人を選びます。疾患を選びます。何より、初診でいきなり始めるものではないです。繰り返しますが、症状が悪化した患者様に、カウンセリング(認知行動療法)は絶対にやりません
 
 
 
 
ただし、薬物療法が功を奏し、混乱した頭がリセットされ平静を取り戻した後、具体的には、一切の内服が不要になった後に、なるべく自主練のないカウンセリングをするとしたら、カウンセリングも有効だと感じます。
 
 
 
 
(それって、もう、カウンセリングじゃないじゃんっ。自主練ないしっ。でも、楽になるならいっかっ!)
 
 
 
 
自主練が少なくても、効くのであれば、広い意味でのカウンセリングだと思います。もちろん、自主練を毎日継続し、ハードなカウンセリングをこなしている患者様もいます。
 
 
 
 
・・・と言いたいところですが、当院にはいません
 
 
 
 
「薬、嫌い。何が何でもカウンセリングぅぅぅ」と息巻いてた方も、薬が効いたら受診回数が減り、継続投与で安定してきます。安定すると「カウンセリング、カウンセリング」と言わなくなります。これは精神科あるあるです。
 
 
 
 
また、面白いことに、薬が効いた人ほど診察室で話す時間が短くなっていきます。そして、卒業までが早いです。これは精神科あるあるです。あれほど「薬、嫌い。何が何でもカウンセリングぅぅぅ」と息巻いた方が、です。
 
 
 
 
(わかる~)
 
 
 
 
どの療法であれ、当院を卒業(終診)した皆様なら、ご理解頂けると思います。
 
 
 
 
——————————–
 
通院の目標は、
カウンセリングそのものではなく、
薬物療法そのものではなく、
減薬・断薬そのものではなく、
【人生を楽しむ1】ことでしたよね。
 
——————————–
 
 
 
 
(卒業生:そうそう、わかる〜)
 
 
 
 
ベンゾジアゼピン減薬、お断り!?薬やめる→離脱症状?からリンクしてきた皆様、もし、精神科医から、減薬や断薬を断られた経験があるのならば、今一度、薬そのものが必要か否かを再評価しましょう。
 
 
 
 
症状が悪化しているなら増薬します(カウンセリング、ダメ、絶対)投薬が必要なら継続します。投薬が不要なら減薬・断薬プログラムを開始します
 
 
 
 
当たり前の治療をします。
 
 
 
 
そして、人生を楽しむことを治療目標とします。
 
 
 
 
勿論、心療内科が初めての皆様も同様です。投薬が必要ならば薬を出し、不要ならば薬を出しません
 
 
 
 
当たり前の治療をします。
 
 
 
 
そして、人生を楽しむことを治療目標とします。
 
 
 
 
池田市役所クリニック|心療内科・精神科|ごあいさつ
電話でご予約072-736-8555
webで24時間 RESERVA予約システムから予約する
 
 
 
 
以下の記事も参考にどうぞ。
怒りの取り扱い方
明日から仕事だ
真・正しい就活
五月病
マタハラ部長
スーパー店員の一言
ボスママ
#PTAをやめたのは私だ
入園式・入学式→ママ友・PTA役員決め
美しい身体 vs 摂食障害
ベンゾジアゼピン減薬、お断り!?
薬やめる→離脱症状?
減薬、カウンセリング…無駄!?
医学部に入れたい
受験は○○が9割
高校の選び方
スマホ姿を子供に見せない
子供に教える人生の楽しみ方
人生を楽しむ1(基礎)
 
 
 
 
宝塚→川西能勢口→池田の五月山体育館→箕面の滝→石橋駅→(疲れすぎて電車で帰る)。このコースは、やっぱりキツイです。

断薬 減薬 心療内科 精神科 石橋 箕面  川西能勢口
通りから覗いても、全然目立たない当院入口…。白いのが一応看板です。

 
 
 
 

 
 
採用予定の医師にマタハラ:大阪の医療センター部長
 
 
話の概要は以下です。内定していた医師が、妊娠したので勤務ができなくなった。部長(女性医師)が「病院に全く貢献なく、産休・育休というのは周りのモチベーションを落とすので、管理者としては困っている」と辞退した医師に言った。そして、この部長は厳重注意に、病院長は所属長注意に処された。
 
 
 
 
このニュースを人生に活かす視点:
“この部長”は貴方かもしれない
 
 
 
 
トンデモ部長がいるもんだなぁ、と思っていたら・・・。このマタハラ部長を擁護するコメントが10倍位多いのです。
 
 
この部長の気持ちが分かる人が多いということは、多くの人が、この部長と同じような苦しい状況で働いているのかもしれません。言動の内容はさておき、この部長を自分に重ね、共感したのでしょう。
 
 
 
 
(自分に似てる?)
 
 
戦う武器(裁量権)が与えられてないのに、責任だけを負わされる状況…
 
 
(あぁ、似てる。涙)
 
 
 
 
そんな状況下で、「自分に似ている」マタハラ部長がすべきことは一つでした。一言「内定していた医師が辞退しました。」と病院経営者(管理者)に伝えておしまいです。
 
 
(え〜、それで、いいの⁈)
 
 
良いんです。It’s none of YOUR business.です。
 
 
一般的に、病院の部長に、人員配置に関する権限や予算を組む権限はありません。面接して採用を決める権限はあっても、給与を決める権限はありません。つまり、実質的な武器を持っていないのです。だから、例の部長は、採用で悩む必要がありません。人が集まらないのも、内定辞退者が出たのも、全部、経営者の責任です。
 
 
(そうだよね~)
 
 
もちろん、感情を害されて憤慨したのでしょう。「人員が増えて、やっと楽になると思ったのにぃぃぃぃっ」・・・この部長の気持はわかります。しかし、「むしゃくしゃした気持ちを晴らすためのハラスメント」は、案の定、何の役にも立ちませんでした。それどころか、部長の立場を悪くしました。
 
 
 
 
組織に良かれと思ってとった言動
社会人として良かれと思ってとった言動
 
 
 
 
これらが全て裏目に出ました。組織から褒められるどころか、厳重注意を受けたわけです。つまり、怒り損です。あるいは、頑張りどころを間違えています。力の入れどころを見誤っています。
 
 
 
 
それでも、コメントでは、「マタハラ部長は悪くない」「内定辞退者が社会人としてどうか」「組織のためによく言った」などに支持が集まってます。

そうです。例の部長と貴方はとても良く似ているんです。
 
 
 
 
裁量権を十分に与えられないまま管理を任せられ、現場の不満を一身に受けているんです。そして、不満の全てを貴方が穴埋めしているんです。だから、例の部長に共感するのです。この部長は、貴方と同じような苦しい立場にいたのかもしれません。
 
 
(報われないのに、組織に尽くす・・・わかる〜涙)
(自分に似てた〜涙)
 
 
 
 
それでは、例の部長の過ちを知ることで、社会を生き抜く術を探りましょう。部長の言動を再掲します。太字に注目してください。部長の解釈は、ゲリラ戦のサバイバーとして間違っています。
 
 
部長が「病院に全く貢献なく、産休・育休というのは周りのモチベーションを落とすので、管理者としては困っている」とマタハラ発言した。
 
 
1 病院に貢献
 →「部長が楽になる」貢献のことを「病院の」貢献にすり替えて、嫌味を言った。
2 周りのモチベーション
 →「部長の」モチベーションのことを「周りの」モチベーションにすり替えて、嫌味を言った。
3 管理者として
 →そもそも、部長は病院管理者ではない。
 
 
「病院の」とか「周りの」とかを考えて運営するのは、オーナーか経営者に任せましょう。部長の仕事ではありません。It’s none of YOUR business!
 
 
 
 
ところで、皆さん、【アメーバ経営】って聞いたことないですか。(参照:アメーバ経営)【現場の社員ひとりひとりが主役となり、自主的に経営に参加する「全員参加経営」】らしいですよ。
 
 
この経営哲学に、疑問を感じます。
 
 
(何で、疑問なの?)
 
 
経営に参加するには、裁量権と義務が必要なんです。従業員にはどちらもないですよね。だったら、従業員が経営のこと考えなくてもいいじゃないですか!経営のことを心配して、口を出し手を出すのは、株主か取締役だけです。それが資本主義のルールです。
 
 
(オーナーや経営者はいーな〜、いーな〜)
 
 
本当に経営したいですか?
 
 
株主/経営者は、失敗すれば、資産を失ったり、負債を抱えます。クビもあります。一方、従業員は、失敗しても負債を抱えることはなく、クビになることもありません。
 
 
(なるほど、従業員には従業員の利点と欠点があるんだな・・・)
 
 
従業員には、経営に関する権利も義務も与えられていないのだから、経営者の真似事を強要される筋合いはありません。だから・・・、
 
 
従業員は、「経営者が掲げるスローガンの真意」をじっくり解読し、その組織にコミットするか否かを判断してほしいんです。
 
 
 
 
ある経営者曰く、
「末端の職員よ、自主的に経営に参加せよ!」
「(サボらす働け、ってことね)」
「(もちろん、裁量権は与えないよ)」
「(経営陣ではないんだから)」

これは経営者にとって都合のいいスローガンだ。
 
 
 
 
そう気づいた人から、ゲリラ戦である人生を生き抜くことが出来るでしょう。
 
 
 
 
名ばかり店長、名ばかり管理者とは、裁量権がないのに責任だけを負わされている従業員を指します。環境を整える武器(裁量権)は与えられないまま、現場の尻拭いを強要される苦しい環境です。
 
 
もちろん、株主や経営者に文句を言えません。生活を人質に取られてるからね。
 
 
(わかる〜。一揆の首謀者は極刑に処されると日本史で学んだ。)
 
 
だから、より弱い者にストレスが飛び火するのでしょう。従業員が、より弱い従業員に辛くあたるのはそのせいです。もし、貴方がより弱い従業員なら、いじめている従業員を見るのではなく、その状況を作ったオーナー一族や経営者を見てください。
 
 
なお、「アメーバ経営が良い」と信じて疑わない人が多いです。その点に、アメーバ経営の凄さ(恐ろしさ)を感じます。従業員に対するマインドコントロール(アメーバ経営=良い)が既に完了しているからです。
 
 
 
 
さて、今の働き方は、貴方の人生にコミットしていますか。心療内科には、苦境から抜け出すアドバイスがあります。ゲリラ戦を生き抜くヒントがあります。
 
 
 
 
バーベルを持ち上げにジムへ。それでも足りなかったので、池田→箕面→→→宝塚をリラックスしながら走りました。時より、後ろ向きで走り、いつもと違う筋肉を使いました。
マタハラ 池田 石橋 箕面 川西能勢口 宝塚
 
 
 
 

 
 
人生を楽しむ1(基礎)
人生を楽しむ2
人生を楽しむ3
 
 
 
 
人生を楽しむ1(基礎)にて、【人生は時間でできている】とお伝えしました。つまり、人生を楽しむとは・・・
 
 
 
 
時間を楽しむこと
 
 
 
 
(時間を楽しむ???益々、わかんね〜)
 
 
そうなんです。時間を楽しむと言われても、腑に落ちにないですよね。時間を楽しむって、
 
 
(ゲームをすること?)
(気晴らしすること?)
(デートすること?)
(1人でゆっくりすること?)
(旅行にいくこと?)
・・・
 
 
意外と、時間を楽しむって何ですか?と問われると難しいですよね。特に、【人生は時間でできている】とう言う前提で、「時間を楽しむ」と言われると、とても難しいです。難しく感じる理由は、人生と時間に対する感覚の違いから来ます。
 
 
人生=長い
時間=今の瞬間
 
 
人生は、何十年くくりです。遠い未来まで入る期間です。一方、時間は、「まさに今」と言う短いくくりです。せいぜい1週間後までの期間です。確かに、くくりが違うものを同じにして考える(人生=時間)ことは難しいです。確かに、混乱します。
 
 
ただ、今(時間)の積み重ねが人生となることは理解できると思います。その上で、人生を楽しむために、どのように、時間を楽しめばいいか、今一度、考えてみます。
 
 
【人生を楽しむ】につながる時間の楽しみ方は、とてもシンプルです。以下を満足すように時間を過ごせば良いです。
 
 
【時間を楽しむ】ことの積み重ねが、【人生を楽しむ】ことにつながります。
 
 
 
 
【時間を楽しむ際に満たしている条件】
 1 勉強(新し知識を取り入れる)
 2 運動(汗を流す)
 3 食事(良いものを摂る) 
 4 睡眠(良い休息)
 5 心と体の健康(ストレスなし、嫉妬なし)
 
 
 
 
(え〜、普通ぅ〜)
 
 
そうです。この普通ができていない人が多いです。もっと言えば、この普通を意識しないで時間を過ごしている人がほとんどです。さあ、貴方が過ごしている時間を精査してください。上記の条件をどれだけ満たしてますか。
 
 
次回、人生を楽しむ3では、【時間を楽しむ際に満たしている条件】の各項目(勉強、運動、食事、睡眠、健康)について解説をしていきます。
 
 
皆様、仕事する時間を楽しめていますか。(→人生を楽しむ3)
 
 
 
 
2 運動を中心に時間を楽しんできました。宝塚、川西能勢口から、池田の五月山体育館、府道9号で箕面まで爆走。もちろん、熱中症対策は万全です。
五月山体育館 池田 石橋 箕面 川西能勢口